映画・テレビ

2008年9月 2日 (火)

二十世紀少年

二十世紀少年

見たよ、見ました。う~ん う~ん…(あらすじ少しも見たくない人はこれ以上読まないでね)

今回はプロローグ、だった。

3部作を作る。その1作目ということで、引っ張らなきゃならない事情もあったんだろうけど…全体的に冗長だったなぁ、私には。

なかなか始まらない、始まらないで終わらないでねって感じで時間が気になってしょうがなかった。

幼少時代と現在を交互に入れ込んでその人の紹介とする常套手段、どの映画もそうだけど誰が誰の小さいころなのか考えながら見ないと分かりづらいよ~。…洋画なら、絶対ここはもっと省略して分かりやすく進めるかなとか思いました。

冗長な部分の例…

「みらいの書」に出てくる爆破されている建物の絵、どーみても国会議事堂だろうが。爆破されるまでそこに気付かない設定にするのなら、絵をもっと国会ってわからないものにしてね。

はしごわたる場面での危機感がありふれた危機感で(手が滑って危機一髪とか)、さっさと渡れ。そんな使い古された危機感てんこもり。

いい歳した分別盛りのおっさんが、ほんとかどうかまだわからん段階で、胡散臭い「世界征服阻止」のために、一応安定した生活投げうって集まる?とか中年の、家庭持ちの主婦は考え込んだのでした。 動機付けが弱い。

この映画の原作、超人気まんがだそうですね…

まんがを実写にするのって難しいところがあるね。

まんがではそうクローズアップされてなかったであろう(原作読んでないからわからないけど)、コンビニ経営という生活場面をあんなふくらませて描かなきゃいけない理由はなに? 今後の展開にそれほど関係あるの? あ、引っ張りですか?

でも、コンビニ燃やされたっていうの、世界征服阻止の動機付けには弱いんですけど。「お友達」に復讐とかならわかるけど。映画ではなーんかなーんか前半、日常に潜む悪夢みたいな私小説的映画になだれ込んでいくような印象だったんで、後半の古くさいSFなロボットがどうしてもマッチしてくれない。 

コンビニ描く前に、もう少し世界で起こっている人間の大量死という世紀末的な危機感を厚く描いてくれた方がこの物語に入り易かったよ。 この映画の分類はなんでしょう。

んでね、私としては、新興宗教が友愛党とかいうのを作って日本の政治に絡んでいく組織になる過程をもうちょっと描いてほしかったな。あ、引っ張りですか? 実は、2作目、3作目でわかるの?

あとぉ(金子生徒会長風)あれだけの小さな新興宗教にロボットなどという費用がかかるものを作れるのか?そもそもなんでロボット?? あ、少年時代のみらいの書に沿うためなのね。

プロローグでわからなかった謎も、実は「お友達」という個人に巨大悪の組織がついていたなんてことも二作目、三作目でわかる仕掛けになっているのでしょうか? 

マンガ見た人はわかっているのね。

8年間も続いた長い原作があるから3部作にまとめるのもだいへんだったろう、って友人が。 なるほど、なぁ。

暗い空間で一人で見る映画は全て、私には脱生活、脱現実。

邦画は、TVの至るところで等身大の自分をさらけ出し、ミステリアスなところが一つも残ってない、生活感あふれる日本人が演技する。

生活感や日常に潜む悪夢やらいうドラマてきなものか、アクションものとか少なくとも設定が現実に沿ったものでないと、イマイチ入り込めません。

んでもね、これは友人が私の我が儘に付き合ってくれた映画。3作全部見るよ。

個人的にはトヨエツが生活感なくて小汚くて、セクシーで良かった。

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