« 大企業って~~~ | トップページ | 世界不況で試される経営者の手腕 »

2009年3月18日 (水)

クローン牛

12日の朝日新聞で…

クローン牛・豚 食品安全委がお墨付き   という見出しで…

食用を視野にいれた「体細胞クローン牛・豚の安全性評価」について、食品安全委員会が、「一般の牛や豚と差はない」とする専門調査会の結論を了承したようだ。

農林水産省所管の畜産草地研究所によると、「肉質が高い牛のクローンは、もとの牛同様に可食部分が多く霜降り度が高かった。…」

クローン動物の肉や乳製品の安全性に関しては、米食品医薬品局(FDA)が「一般の牛・豚・ヤギと同等」、欧州食品安全機関(EFSA)が「一般の牛・豚と差はない」との判断を出し、日本の食品安全委でも、「クローンでも、たんぱく質を構成するアミノ酸などは通常通りだった」という論拠で、米・欧と同じ見解で了承。

生育については、クローン牛は死産や生後まもなく死ぬ割合が一般の牛に比べ高いが、食品安全委は「生後6ヶ月を過ぎれば、一般の牛と同じように健全に育つ」としている。

ただ、米農務省はFDAが判断を出した直後に「消費者が慎重で、市場の受け入れ態勢がない」として出荷自粛を業者に要請。欧州では、クローン動物の死亡率の高さや欧州の農産物のイメージ悪化を心配した欧州議会が昨年9月、食料としてのクローン動物の生産や輸入を禁止するよう求める決議をしている。…ことから、クローンの肉や乳製品は海外でも流通しておらず、すぐに食卓にのることはなさそうなのだが、

なぜ今、安全性評価なのか…。

何かのはずみで海外から日本向けに輸出される事態がないとはいえないということと、米欧の安全評価と前後し、畜草研も昨年クローン牛の調査報告書をまとめ、「今評価しないと、時期を逸しかねない」と考えたようだ。

食品安全委は早ければ5月にも正式な評価結果を厚労相に通知する。

「安全」という通知になれば厚労省の規制は受けず、農水省が99年に出した出荷自粛要請を解除するか、流通時のクローン表示を求めるかが次の焦点だ。

食品安全委は24日に東京、27日に大阪で一般参加の意見交換会を開くとともに、4月10日まで意見を募る。評価書案や、参加申し込み・意見送付の方法は食品安全委のウェブサイト(http://www.fsc.go.jp/)にある。問い合わせは03-5251-9210

クローン牛の生産報告があるのは日本や米国、欧州、アルゼンチンや中国、豪州など。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もちろん、食品安全委は、『何かのはずみで海外から日本向けに輸出される事態がないとはいえない』という懸念のためではなく、優良畜産生産のために安全性評価を行ったと、一般的に考えると…。

だって、『ごくまれな優秀な肉質・乳質の牛を確実に増やせる可能性がある』から。

『クローン牛の生産報告があるのは日本や…』の通り、現在、日本でも、日進月歩な技術を駆使して、クローンの子牛を育てている。 石川県や長野県…。

ただ、米・欧でも安全性は確認したけど、流通についてはお偉いさんが自粛を要請、欧州においては、欧州会議で生産や輸入の禁止を求める決議を出した。

欧州の措置は遺伝子組み換え作物の時と同じ。にも係わらず、遺伝子組み換え作物においては、作付けしていない遺伝子組み換えナタネが自生するに至っている。

クローン牛・豚・ヤギにしても同じ懸念があると思う。今は流通していなくても育成していれば、どこからかなにかの拍子にその肉や乳製品が流通してしまうかもしれない。

だから、その前に、安全性の評価をしていれば管理責任ははるかに小さい。という理屈。

仕事内容としても。安全性の評価が確定するまでは国民に分からないように声を小さく小さく、そうすれば後は表示義務と言う簡単な作業だけで済ませられる。

そして、遺伝子組み換え作物の時もそうだったけど、技術者たち(学者たち?)の純粋な技術研究の遅れへの懸念。

でも、百歩譲って純粋な研究であってとしても、それを繰る人間の中に商業的な考えの持ち主がいないと誰が言える?

クローン牛が安全かなんて「報告書を」を覗いてみたけど、さっぱりわからない。遺伝子に影響しない、異常を認められなかったから大丈夫的な報告書…。そうだろうな。まだまだこれからの技術で実験の検証をする時間もないし。

事実としてはっきりしているのは、一般の牛に比べて『異常な死亡率』。 早いとこ原因究明してくれないと、多いに不安がのこる。本当に影響ないのかね???

そもそも、なんでもだけどね、ある程度時間が経って、係わった人が悔やんでも悔やみきれない後の祭り状態になってからようやく取り返しのつかないような支障が出てくるんだもんなぁ…。新しいものってほんとうに人体実験と同じだ。そんなもの、未来ある子どもにだけは試したくない。

…そんな不安が残ったままの評価はいかがなものか。

食品安全委員会のホームページを覗いてみたけど、「体細胞クローン牛・豚の安全性評価」を了承するという記事のアップはどこにもなかった。トピックスにも重要なお知らせにも、一般向けニュースにも。かろうじて、東京・大阪で行われる公開意見交換会のお知らせが載ってた位で。

正式な見解が5月だからか…。でもその前に、意見交換会とか一般人の意見を募るのならもう少し広く情報を公開しないと国民に伝わらないのではないか?? 流通した後に一番影響あるのは私たち国民なわけで…。  

いつもいつも思うのだか、ちょこちょこっとお茶を濁したような情報開示だけで義務を果たしたような公務員の態度、なんとかならんものか???

メディアにも文句を言いたい。

この記事、そんなに大きくない。どこの新聞もそうだろうと想像できる。

メディアもメディアだと思うのは、何故、こういう、国が一般の意見を募集する様なものをもっと大きく取り上げないのか。もう少し詳しく取り上げてもいいのではないだろうか。国や国民に対する報道魂ってそんなところにあるんじゃないか。大事件や世間で騒がれている事、国の重要政策を国民に知らせるのは報道の大事な役目だろう。でも、それはどこのメディアもやっている。その他のプラスαの部分の扱いをどうするかが報道に携わるものの責任だし醍醐味ではないだろうかと思うが如何?

|

« 大企業って~~~ | トップページ | 世界不況で試される経営者の手腕 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

久しぶりの更新うれしいです。
ここが更新されないから私のサイトも止まったまんま・・・。
てなわけじゃないけど、私も更新しようかな?
なんか忙しくてだらけてて、ぼんやりしてます。
次の記事も楽しみに待ってます。

投稿: かりんとう | 2009年3月21日 (土) 21時24分

お久しぶりです~~~

ほんっとに久々に更新しました。

これから、またできるだけ更新していきますので、よろしくお願いします。

これから、かりんとうさんのところに飛びま~~す。

かりんとうさんのブログも久しぶりなんで楽しみです

投稿: yukiy | 2009年3月25日 (水) 02時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: クローン牛:

« 大企業って~~~ | トップページ | 世界不況で試される経営者の手腕 »