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2008年11月12日 (水)

キャセイ食品、生協10連合会でも…G生協も。

キャセイ食品の国産偽装が発覚した。

そして、11月11日の朝日新聞で、日生協連合会に加盟する全国13連合会のうち10連合会が同工場の製品を販売していたことがわかったという記事が掲載された。

どの製品に中国産野菜が混入していたか、農水省の発表をみて、自主回収などの対応を決める連合会もある。関東1都7県に販売網を持つコープネット事業連合は「九州産」と銘打って冷凍オクラなど7製品を販売。ブロッコリーや豚汁用野菜ミックスなど3商品は、マルハニチロ食品がキャセイ食品に製造委託した商品だった。関東1都8県が商圏のパルシステム生協も10商品を扱い、4商品はマルハニチロ食品ブランドだった。コープ九州事業連合は地域生協のPB(独自企画商品)として、キャセイ食品に製造委託した豚汁用の野菜ミックスを売っていた。中四国で展開するコープGSネットと西日本中心のグリーンコープ連合(…ん?今は共同体では…?)もキャセイ食品の冷凍野菜を扱っていた。生協関係者は「国産の冷凍野菜を大口で扱う業者は少なく、キャセイ食品は貴重だった」と話した。キャセイ食品の役員は10日、産地偽装を認め、「本社の管理が不行き届きだった」と述べた。また、同社は10日深夜、今年1~10月に仕入れた中国産の冷凍野菜9品目と米国産グリーンピースを「国産」「九州産」として8社に販売したと発表。中国産9品目中、自社調査でサトイモ、インゲン、アスパラガス、ブロッコリー、カリフラワー、きぬさや、オクラの7品目が確認できたとしている。一方、マルハニチロ食品の柳三男常務は「世間をお騒がせしたことをおわびします。長年付き合ってきたが、裏切られた気持ちです」と述べた。同社によると、年1回、品質管理担当者が工場内を視察するなどの専門的な監査のほか、年5~6回程度、仕入れ担当者が伝票をチェックするなどしていたが、偽装を見抜けなかったという。

12日の今日、グリーンコープのホームページに以下が掲載されていた。

お詫びと知らせ
冷凍「九州産ブロッコリー」は、中国産が混入している
可能性があり、お届けを中止させていただきます。

一、本(2008)年11月9日(日)から11日(火)にかけて、次のような報道がなされています。

キャセイ食品(東京)が、中国産の冷凍野菜を国産と偽って販売していたことがわかった。同社はマルハニチロ食品(東京)の冷凍野菜商品の製造委託なども受けており、産地偽装された一部商品が流通した可能性が高い。農林水産省も調査しており、近くJAS法違反で改善を指示する。

工場はキャセイ食品の長崎工場。2001年ごろから、中国産と国産を混ぜ「国産」「九州産」として出荷していた。商品は、サトイモ、インゲン、ブロッコリー、カリフラワー、オクラなどがあるという。

キャセイ食品の社長は10日記者会見し、国産として販売した冷凍野菜の一部に中国産を混ぜていたことを明らかにした。

二、グリーンコープでは、報道されているキャセイ食品の「九州産ブロッコリー」をマルハニチロ食品を通して、2002年3月から取り扱い、組合員の皆様にお届けしていました。

(1)本(2008)年10月31日にグリーンコープは、取引先であるマルハニチロ食品より、「『九州産ブロッコリー』の製造メーカーに農林水産省の立ち入り調査が実施された、調査の目的・内容については明らかにされていない」との連絡を受けました。そこで、グリーンコープは、商品の内容に疑いが発生する可能性があると考え、直ちに取り扱いを中止しました。グリーンコープが取り扱っているキャセイ食品の製品は「九州産ブロッコリー」のみです。

(2)32号(11月3日~8日)配達において、ご注文いただいた組合員の皆様には「欠品」とさせていただき、「メーカー事情によりお届けできません」旨ご案内させていただいています。以降の取り扱いも中止します。

(3)また、取引先からの報告以降、農林水産省の調査によって記録帳票類の調査・確認ができない状態となっており、グリーンコープが取り扱っている「九州産ブロッコリー」に何か問題があるのかどうか、グリーンコープが調査・確認できない状態です。

(4)今後、グリーンコープが調査することが可能となった段階で調査を行い、組合員の皆様にご報告させていただきます。なお、中国産が混入している可能性があることがわかりましたので、ご家庭に「九州産ブロッコリー」がございましたら、お手数をおかけしますが、所属生協までご連絡をお願いいたします。回収・返金させていただきます。また、過去お届けの商品に関しても、今後調査を行って、わかり次第、返金等の対応をさせていただきます。

(5)製品検査について、グリーンコープでは自主検査(残留農薬等)を行います。結果は別途にご報告いたします。なお、取引先からは、「年1回の残留農薬検査、および、製造の都度、一般生菌数検査を行っており、問題ない」との報告を受けています。

以上、組合員の皆様にはご心配とご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。

まずは、現時点で把握している内容を組合員の皆様にご案内させていただきます。調査の詳細は、別途にご報告させていただきます。ご了承いただきますよう、宜しくお願いいたします。また、「九州産ブロッコリー」以外の冷凍野菜商品についての調査を開始しています。その結果についても、別途にご報告させていただきます。

流石に対応が早く、組合員に対しての情報開示もきちんとなされいている。グリーンコープの情報開示というこのスタンスは、私は良心的だしほんものだと思っているし信頼している。

ただ、委託というところのこの問題は、今後どのように考えていくのだろうということが頭をよぎった。というのも、委託先でのこのような問題は今後も高い確率で起こり得る問題だと思うからだ。

以前も(もう定かではないのだが)、産直ではなく特産として取り扱っている阿波尾鶏で問題(これは何だっけ餌の問題だっけなぁ、忘れた)があった。ミートソース缶でも産地偽装の原料を使っていたことがあった。(してみると、こだわりのグリーンコープでさえも、結構いろんな問題に晒されてきたことがあるんだ!!)。 

阿波尾鶏問題の時、グリーンコープは、産地(会社でもなんでも)が故意(確信的に)に隠そうとしていることを見つけ出すのは非常に難しいと苦しい言い訳をしていた。

今回のように、問題はいつかは発覚して情報開示やら対処やらするのだろうが、(そして、それは組合員に支持されるのだか)、それまで問題の商品を使ってきた事実を消すことはできない。今回のブロッコリーだって、食べたくないのに中国産を食べてしまったかもしれない組合員は実際に存在するかもしれないのだから。

グリーンコープは添加物排除、Non‐GMO、ポストハーベストフリー、そして外国産よりも国産にこだわっている。なら、尚のこと。委託先で起きてしまう、こだわりのG商品を貶めるような偽装問題に、おきてから対処という泥縄ではなく、根本的な解決方を探っていってほしいのだけど。

つまり、委託先に目が届かないのは当たり前なんで、目が届くようにするためにはどうすればいいのか…。

ただ、う~ん…実際問題として委託しないということは経済的にも物理的にもできないのは分かっている。

分かっているが、そこが根本的に問題であると認識していてほしいと思っただけだ。

言及してほしかっただけだ。いらぬ混乱を巻き起こすとわかってはいても。

他の冷凍食品も調査すると言っているだけでは、グリーンコープの名が廃るって、期待抱きすぎだろうか…。

ただね、職員や理事の間ではきちんと議論がなされているのだろうが、一般組合員だって、情報開示と回収・返金以外の対策をどう考えているのか知りたい人だっているのだ。

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