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2008年11月

2008年11月29日 (土)

デモってなに???

という見出しで、朝日新聞に記事が掲載されていた。

非正社員の若者らが加入する「フリーター全般労組」などが10月に企画した「麻生首相のお宅拝見ツアー」で、3人の逮捕者が出たことが物議を呼んでいるという記事。

このツアー事件に関してはマスコミやTVニュースではなく、私もネットのブログなどで知り、ふ~んと思っていた。

渋谷に集まった約40人が首相宅へ向け歩く途中で、警察が「デモの届けがないので」と指導していた際、プラカードを掲げて通行人に麻生宅に行くことを呼びかけた参加者など、二人が公務執行妨害、一人が東京都公安条例違反で逮捕されたというもの(26日付で全員起訴猶予処分)。警察側の「無届けデモで逮捕」に「歩道を移動していただけで逮捕された」と反発して、主催者側が「不当逮捕の証拠」とネットでその時の様子を流した動画に20万件以上のアクセスがあったという。

ツアーは「格差社会の現実を確認する」狙いで、「62億円と言われる麻生首相の自宅を見て、皆で話し合いたかった。首相に意見交換も申し入れたかった」と。

13日には、亀井静香議員(毎度思うがこんなに名前の印象と真逆にいる人はないな…失礼!!)や鈴木宗男議員、作家の雨宮処凛さんが出席し、国会内で逮捕を検証する集会が開かれた。元警察官僚の亀井議員は「なんで逮捕かわからない。警察総監に電話して、権力を持つものは自制が必要としかった」。

高まる批判に警視庁公安部は、今回の件は「集団示威運動(デモ)」にあたり、都条例に定められた事前の申請が無かったと説明。警視庁の主張は「多数の者が一定の目的をもって、公衆に対し、気勢を示す行動の行為」がデモであるとしており、「プラカードを掲出するなど示威を伴う態様で集団で行進」したのがこれに該当する、と。「警察の指示に従い横断幕もたたんだ」という主催者側に「ビラやゼッケンやアドバルーンなどについてだめだと何度も警告した。横断幕をたたんでも示威運動の態様は変わっていない」。これに対し、同労組の清水委員長は「浦和レッズのサポーターたちが盛り上がって歩くのとどこが違うのか。主張の内容次第で取り締まるのはおかしい」。

朝日新聞は、「歩行」か「無届けデモ」かの議論がなぜこれほど盛り上がるのかで、就職氷河期世代の若者たちが貧困・格差への不満の表現手段としてデモを利用し始めているという津田塾大の菅野準教授の考えを載せている。5月に開かれたフリーターの「自由と生存のメーデー」でも沿道からの飛び入り参加者でデモ参加者は倍の人数に膨らんみ、「デモ人気」を裏付けた、と。リサイクルショップ「素人の乱」の松本さんは数々の新型デモを展開しているが、「デモは、警察署に届けを出せば警察官の誘導付きで道路を使えるすばらしい武器。使わない手はありません」。

その…ごめん!! 逮捕の瞬間の動画を見ました。プラカードを掲げた方が通行人に強い感じで呼び掛けていて、その瞬間何人もの警察官がその人をもみくちゃにして取り押さえていました。そして、その警察官たちはその人の体を抱えてその人をその場から連れ去ろうとしていました。体を抱えたのは多分その方がその場から動かなかったからかしらと思いながら動画を見ました。

雨宮さんのブログも拝見しました。とてもりっぱな主義主張に基づいた心に訴えかけるような呼びかけでした。

で、私は、なんでデモとして届けなかったのだろうというのが最初に思ったことでした。

誰でもそうですが、警察側も主催者側もどっちも自分の都合の良いことしか言わないのは人情としてわかるし、主義主張を有利に展開していくためには当たり前ですもんね。

でも、ツアーの名称が「62億ってどんなだよ。麻生首相のお宅拝見」ツアーなんて、これはもうツアーじゃないんじゃないかなー、現政権への抗議デモでは…と。

朝日新聞の記事で、松本さんが「デモは、警察署に届けを出せば警察官の誘導付きで道路を使えるすばらしい武器。使わない手はありません」。ほんと、どうしてそうしなかったのかなー。

だって、「格差社会の現実を確認する」狙いで、「62億円と言われる麻生首相の自宅を見て、皆で話し合いたかった。首相に意見交換も申し入れたかった」のなら、デモにして繰り出せば有効な抗議手段になったかもしれず、それこそ、飛び入りでもっと多くの参加者があったかもしれず、もっとマスコミにも取り上げたりとか、違法逮捕とかいうちょっと逸れた事態ではなく、現政権への問題提議となったかもしれないのに。

こんなしっかりした主義主張に基づいた行動を起こしながら「浦和レッズのサポーターたちが盛り上がって歩くのとどこが違うのか。主張の内容次第で取り締まるのはおかしい」っていうのはもったいない気がした。主張の内容が違うことに、ただの一般的な浮かれ集団と違うって胸を張っていいことなのではないかしらと。もっと有効に活用できたのではないのかな~~~。

……なにも行動起こしてない私が言って、ごめんでした。

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オーラカラー

どんな仕組みになっているのかわからないけど、

10月の日田に行った時のブログで、オーラカラー診断をしてもらったと書いた。実は友だちと3人で11月にまたまたしてもらったのだ!!(好きもの??)

今回の友だちは10月の友だちとは違う人(ブ~ムか)。 で、この友だち二人とは、実は、去年の夏、別のところでノリでオーラカラー診断をしてもらっていました。その比較を、今回はちょっと…。

私のオーラカラーの変化

  • 去年の夏   オレンジ色(生産的、物理的、創造的、チャレンジ精神旺盛、起業家)
  • 今年10月   黄色(明るい、おおらか、創造的、知的、愉快、好奇心旺盛、活発、情報収集家)  
  • 今年11月   濃い緑色(頭が切れる、目的志向型、社交的、話好き、まとめ役)

お友だちNさん

  • 去年の夏   オレンジ色(生産的、物理的、創造的、チャレンジ精神旺盛、起業家)
  • 今年11月   緑色(社交的、コミュニケーション能力、調和・調整役、話好き、賢い、世話好き)

お友だちYちゃん

  • 去年の夏   赤色(刺激的、物理的、精力的、競争心の強い、自制的、リーダー的存在)
  • 今年11月   青色(親切、敏感、繊細、平和主義、サービス精神旺盛、思いやり)

さらに…私の場合

10月、チャクラ診断で、自分のことより他人を優先してしまうことや言いたいことを言わず自分の中にしまいこむ性格なので、なにか発散できるものを持つことをお薦めすると。オーラサイズはとても大きく、幅の広いオーラ(90~100% *注:自分の持っているエネルギーを100%とした場合で他人との比較ではない)でした。

11月の診断レポートはより詳細なものになっていて、基本オーラカラー(中心部のオーラ)は深緑色で成長、コミュニケーション、表現の色。また、自然と物質界との強い関係を反映している。

思考・アイディアを表すオーラ(頭部のオーラ)は紫色で直観的な認識能力が高い。創造性に富み、その感受性によって繊細さと芸術的創造性が高められる。注意点として、エネルギーバランスが乱れた場合はあまり現実的でない、あるいは思考が明快でない状態になりやすい。

内面性・精神性を表すオーラ(左側のオーラ)は紫色で鮮明な紫の場合スピリチュアルヒーリングの力をもたらす。物事を見通す力や構想力があり、直感で物事を把握する。

活動性・外向性を表すオーラ(右側のオーラ)は藍色で内面の平和、静けさと神聖さを示し、愛らしさがあることを表す。強い直観力をもち、誰と一緒にいても、心の平安と信頼、希望の気持ちを伝えられる。

感情面を表すオーラ(ハート部のオーラ)は緑色で自分の心の核心をよく保っており、平安で調和がとれていることを表す。人柄のあたたかさと物分かりの良さを放射しており、そばにいる人々をくつろいだ気分にする。注意点として、エネルギーバランスを崩すと感情を閉ざすこととなりヒーリングが必要。その時は人間関係がうまくいってない状態。

オーラの形から分かる今のエネルギー状態は、能動的で理性的、全体のオーラエネルギーは低い(これは高い人がまれと言われた)。

オーラサイズは大きい、幅の広いオーラ(70~80%)でした。

お店の人から、オーラカラーは永続的なものではなく、その時の自分の状態を表すものなので刻々変わっていきます、と。

確かに、私もNさんもYちゃんも変わったね~~!

心が変化したから変わったのかしら。この歳になると、それぞれに抱え込んでいるものがあるのは確かだしね。

私の場合は…去年の夏はまだまだ仕事を辞めたことを引きずっていたし、エコ教室を始めたばかりだった。精神的に平穏ではなかったし、色んなこと考えたくなかったので忙しくしていた。考え込めばまだまだ負の感情がわき出てくるのを、意識的に抑え込んでいた。

でも、今年は違う。心は静かです。たまにザワツクことはあっても、一瞬で消えていってしまう。時間って偉大だなって思うし…。人に対する考えも変わった。仕事している時は多少傲慢で感謝の心がなかったんではないかと反省している。私と一緒に仕事していた人はきつくなかっただろうか…。今は、私と係わってくれる友人たちに感謝したい。有り難いって言葉が好きだ。それと、楽しかった仕事と同じくらい、楽しく有意義なものにしていきたい「あること」が見つかって、自分の出来るかぎりでやっていきたいなぁと思っているから、ザワツク時、それを思って願望ろうって勇気が湧く。ブログを始めたことも、良かったんだと思う。

NさんとYちゃんと、今度あってオーラ診断レポート見せっこします。

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2008年11月27日 (木)

介護の報酬

今朝の朝日新聞に「介護報酬増額は現場を救うか」という記事が載っていた。

介護保険が導入された当初、その必要性と将来性とやり甲斐から、介護福祉士・ヘルパーの資格を取得する人がたくさん出てきた。介護福祉士は国家資格となり、条件が限定され研修内容も資格試験もなかなかのものなので取得するのも難しかったと思う。ヘルパー1級もしかり。ただ2級、3級は養成講座研修のみで比較的取得しやすかったのもあって、多くの人が取ったのではないだろうか。現に私の周りでもヘルパー2級、3級の資格を持っている人はたくさんいる。あの頃は、とてもやり甲斐と将来性のある仕事だと思われていた。そういえば、介護事業の必要性と将来性からか、華々しく企業の参入もあったなぁ…。

思われていたとかあったなぁ…って過去の言い方みたいになったけど。

朝日新聞から…

介護現場の人材不足を改善しようと、政府は来年4月、介護報酬を3%引き上げることを決めた。報酬改定は3年ごとにある。00年度の制度導入以来、初めてのプラス改定だが、介護スタッフの賃金改善につながるが、課題は多い。

賃金アップの保障なし

政府は3%の介護報酬引き上げにより、男性22万6千円、女性20万4千円(福祉施設介護職員)の平均月収を、2万円引き上げる考えだ。2万円増で保育士並みの水準。現在の常勤介護労働者約80万人を対象にした場合、必要な財源は1920億円。3%引き上げで生じる約2300億円で充分賄えると想定する。

ただ、介護報酬アップによる収入増は、必ずしも労働者の賃金増加につながるとは限らない。ケアプランを作る居宅介護支援など大幅赤字の事業に回さざるを得ない事業者も多い。国は給与額の決定に直接関与できない。厚労省も、この改定が賃金引き上げを一律で保障したものではないと認める。

厚労省は、労働者の待遇改善につながるように、手厚い人員配置をした事業者への報酬加算や、給与水準の公表を促す方策を検討している。

一方、報酬引き上げは保険料アップにつながるが、政府は今回、3年間で1200億円の税金を投入し急激な負担増を避ける方針。ただ40~64歳の被保険者で、財政力のある健康保険組合に加入する人らは対象外だ。

受け持つ24人認知症 夜勤明け体重1.5キロ減

90人が暮らす特別養護老人ホーム「原谷こぶしの里」(京都市北区)の夕食時。介護福祉士の今道良栄さん(27)は、足腰の弱ったお年寄りを一人ずつ食卓に導く。傍らでは2人の入所者が辺りを徘徊し続けている。受け持つ24人全員が認知症だ。

「今、何時?」。先に席に着いた女性が大きな声で尋ねる。「5時12分ですよ」。何十回目かの質問に笑顔で答えると、別のテーブルで言い争う声。駆け寄って仲裁に入った。「相性が悪いと、よくあるんです」。食事の準備の間も、トイレの介助を求めるランプは点滅し続けた。

夜勤は週1回以上。午後9時から翌朝7時半までは、隣のフロアと合わせて45人を2人の職員でみる。排泄の世話や呼び出しで休まる時はない。「終わるとぐったり。体重も1.5キロ減っています」

就職は2年半前。テレビドラマ「Drコトー診療所」を見て、高齢者を支えながら最後を看取る姿にあこがれた。大学卒業後、専門学校に入り直した。しかし、学生時代の仲間の半分が介護職を離れ、職場でも次々と辞めていく。

自分は辞めようとは思わない。「大変だけど、うれしいこともそれ以上に多い」。それでも給料の低さから、将来への不安は消えない。

「人事不足で一番影響を受けているのは利用者」。先輩の幸曉子さん(34)は言う。本来は現場に立たない管理職だが、自らも介護にあたらないと現場が回らない。

今年度、3回の採用試験で決まったのは10人ほど。まだ足りない。「ここ1、2年で状況が変わった」と、施設代表の廣末利弥さんは話す。

求人難は都市部だけではない。高知県のある特養の事務局は「給料が安い、きついと言われ、若い人がやりたくても、親や周囲から反対される。介護職のマイナスイメージは、都市部も田舎も一緒だ」と話す。

介護保険制度が始まった00年度以降、3年ごとにある報酬改定は2回続けてマイナス。この影響を受け特養の介護保険収入は改定のたびに減少し、02年度の4億3千万円から06年度の3億9千万円まで約4千万円減った。

一方で人件費は増え続け、02年度2億6500万円が、06年度は2億8500万円。経費に占める人件費割合は61%から73%に上がった。経営が厳しく、06年に労使交渉でボーナスカットをのんでもらい、非正規割合も高めた。「そろそろ限界だ」。非正規にたよらなければならない介護現場。「そんな構造で本当にいいのか」と廣末さん。

人件費増は、利用者の要介護度が高くなった影響も大きい。より人手が必要になったが、報酬は「利用者3人に対し職員1人」という一律の計算のまま。廣末さんは「3対1では絶対無理。実際は2対1でなければサービスを提供できない。国の制度設計と現実が違う。どう考えてもおかしい」と憤る。

報酬改定では3%の引き上げが決まった。しかし「今まで積立金を取り崩して、しのいできた状況。ただ『上げた』と言われても困る」。職員の賃金に反映させたいと思うが、赤字が解消されなければ運営を維持できないと、心配する。

京都だけではない。高知県内の特別養護老人ホームでも、当初10%ほどあった利用率は、1~2%程度まで落ち込んだ。ディサービスの送迎や訪問介護では移動距離が長く、「都市部以上にコストがかかる」。最近は、原油高の影響のコスト増も追い打ちをかけた。

高齢者介護政策に詳しい高橋紘士・立教大学教授の話

給与改善だけで離職率の低下を防ぐことは無理。働きがいのある職場にするため、人事管理の改善をはじめ事業者の一層の努力が求められる。また、今後急激に高齢者人口が増えるなかで、介護職の増員は必至。在宅の中重度者支援などのサービスに人件費の傾斜的配分を行うべきだ。

介護報酬を上げれば、利用者側の負担にもなる。今回は国が負担するようだが、本来は保険料に反映させるべきだ。「国の出費」を赤字国債で賄っている現状では次世代に負担を押し付けることになる。負担すべきものは負担し、負担しきれない人の分は公平に分かち合う。そうしないと介護保険制度の持続性は危うくなる。

私の周りのヘルパー資格を持ったたくさんの人たちはどうしているかというと、社会的に活用していない人が大半だろうと思われる。大抵は、ヘルパー2級、3級資格を持つ。

介護福祉士やヘルパー1級、2級なら訪問回議員として仕事ができるが、3級では身体介護の講座がほとんどなく、老親の介護や地域ボランティアくらいにしか活用できないのが現状。一方、介護福祉士やヘルパー1級、2級の人たちは、労働量や心的負担に伴う報酬であると考えた場合、仕事としてやっていけないくらいの低賃金なのではないだろうか。資格を持った人はたくさんいるのに現場では人手不足というこの現実は、介護制度が重要なものであるのに、資格条件が合わなかったり、伴う賃金の安さゆえに携わることをしない人、出来ない人を生み出していると思うのだが。加えて、平成21年から3級ヘルパーは、訪問介護員としての介護報酬算定対象から外れるので、事業者にとってはますます使いにくい資格となる。この部分、行政はもう少しなんとか対策ができないものだろうか。

介護報酬と介護の環境の見直しがもっともっと必要なんだなと思う。

本当に、行政っていろんなことが山積みだと思う。

また、

読売新聞によると、介護保険料(65歳以上)が約4%(月額約180円)引き上げられ、月約4270円になる見通しだということが厚労省の集計でわかったとある。

介護保険料は、介護報酬改定に合わせて3年に1度見直されているが、03年度では全国平均で約13%、06年度で約24%と大幅に引き上げられている(現:4090円)。

今回の改定は、過去2回マイナス改定だった介護報酬を介護人材確保を目的に3%引き上げる方針で、その介護報酬引き上げに伴う保険料の増加分と高齢化を考慮して算出した上昇分を加味したものとのこと。ただ、介護報酬の3%引き上げは、これに伴う保険料値上げ分の一部を1200億円の公費で肩代わりするほか多くの市区町村で介護給付費などにあてる積立金に余裕があるため、保険料の引き上げは過去2回の見直しに比べて4%(実際の半分程度)という小幅になる。

私の父は、良心的なディ施設に、週2回お世話になっている。06年度に改定があった時、要支援から要支援1という一番軽いところに認定され、それまで週2回受けていたディサービスを週1回に減らされることとなった。楽しみにしていた週2回のディサービスを半分に減らされた利用者切り捨てみたいな仕組みの改定を、父に説明しても理解できない。どうしようと思っていたところ、その施設がそれこそ良心的な価格(昼食付きで1日2100円)で、介護保険で賄えるサービスの他に、通所サービスを提供してくれた。月8400円の負担で、これまでの通所サービスを父に受けさせることができて、正直、私はほっとしたものだ。

保険料の引き上げは仕方ないと思っている。私たちも含めてこれからも増えるであろう高齢者のための福祉を厚く取り組んでいくためには血税の投入も惜しくない。

また、現場のケアマネさんやヘルパーさんの真摯に利用者を思ってしていただいている様々な御苦労には頭が下がる思いである。彼女たちの労働量を考えたらもっともっと本当は賃金が高くてもいいような気がする。

06年度改定の時、彼女たちが言っていたが、どこの施設も、認定基準の改正で収益が減ったそうだ。介護保険立ち上げの時は、行政は、あんなに施設やヘルパー養成を応援、支援したのに、今は経費削減に必死だ。

…発展も成長も大事だけど、今までの日本を支えてきた高齢者を支えること、介護福祉の継続もまたとても大切だ。

 

 

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東北地方整備局

今朝の毎日新聞から

国土交通省東北地方整備局が約114億円かけて仙台市内に新たな合同庁舎の建設を計画していることが26日、政府の地方分権改革推進委員会で取り上げられ、丹波宇一郎委員長が「常軌を逸しているのではないか」と批判した。9月に分権委が視察した際に計画の説明がなかったことに他の委員からも批判が噴出。分権委は来月の第二次勧告で国の出先機関の大幅な統廃合を盛り込むが、これと逆行する出先機関の動きが腹にすえかねたようだ。

同整備局によると、新庁舎は地上20階、地下2階建てで延べ床面積約3万6700平方メートル。宮城県沖地震などに備える耐震構造で、整備局のほか財務省東北財務局、経済産業省東北経済産業局、警察省東北管区警察局が入る予定。昨年度内に入札、12年の完成を目指す。

整備局が入る現庁舎は1954年に建設され、老朽化が進んでいる。とはいえ、整備局は麻生太郎首相が指示した大胆な統廃合の具体例に挙がっており、丹波氏は「出先機関を強固にするような動きは非常に遺憾」と述べた。

で??

結局、ど~すんの???  建てるの???  建てないの???  

入札も済んで具体的な完成時期もきまっているようだから、うやむやで建てるんだろうね。

本当に、最近の公務員の、こういう一般市民の生活状況と世の中の動きを無視した税金使い放題みたいなやり方にはすっごくすっごく腹が立つ。 誰の血税だと思ってんだ。世界の経済危機がわかっていない大ばか野郎ども!!!!

で、ど~するんですか!!!!

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2008年11月24日 (月)

誕生日

今月10日で、50歳になった。

いよいよ…なんて気負った感情はないと思ってたんだけど、去年と違って、今年は子どもたちから貰う花束がみょ~にちょっぴり寂しかったりした。なんでだろう。50歳になってどんな意識が働いたのだろう。

女として終わった、と思ったわけではない。

それは…私の、30代のはつらつとした女友だちに比べたら、容姿と体の衰えは確実にある…だろう。(でも、ちゃんとそれなりだったりする

歳をとって色んな活動の道が狭まった、と思ったわけでもない。

私がこれからしたいと思っていることはそんなに年齢的な制限があることではないからだ。大事な大事な子どもたちに手が掛からなくなるのももうすぐ、時間はたっぷり残されている。

なのに…、なのに…!

……先に50歳になった友だちが、誕生日に、お祝いにひとりで「ポニョ」を観にいった、なんて言っていてその時はふ~んとスルーしていたけど、誕生日当日、私はなんとなくその気持ちが分かる様な気がした……

50歳になった全ての女性にきいてみたい。50歳になった時、どのような感情が沸き起こり意識が変化したのか…。

50歳って年はどんな年なんだろう

微かにブル~だった、今年の誕生日だったのであります。(もしや…更年期

はぁぁぁ~~でも…

誕生日が過ぎるとまた元気が戻ってきた私ではある。 良かったぁぁ~~

で…

プロフィールにも書いているけど、現代って、50、60代女性がほんとは生きやすい時代だったりする。昔なんて、50、60つったら、子どもが独立してても、親の面倒、亭主の世話、孫の子守、それ以外していいことなんか無かったのではないかしら。今は違うよん。

ま、専門のセンセ方から言わせると、現代社会はまだまだ女性差別が横行していて、不遜な男がいっぱいの男社会。男女同権には程遠い時代だったりするらしいんだけど…。

少なくとも…

昭和期、磯野家のフネさんのように、着物を着て家庭にどっぷり浸かり波平さんの稼いでくる給料を有り難がって使わせていただくとか、サザエさんのように、元気な20代女性なのに外に出て社会貢献してみようという考えのない、母親と同様の主婦生活に浸かりきっているだけ、の生活しか考えられない、選択肢のない時代では、今はない。未婚の時は親に縛られて既婚の時は夫に縛られて家族のために生きることを強いられる世の中じゃあない。

なにかしようと思えば、女のくせにとか女が何ができるとか公言する(心の中で思ってたりはしても)男もなく、それなりにちゃんと出来るし、道は前方に拓けていたりする。

成人すれば社会に縛られる可哀想な男性と違い、幾多の細い道筋からするりと柔軟に、それなりの形と大きさで外の世界に出れる自由を今の女は持っていると思う。社会に出れば、責任やリスクは存在するけど、背負ってでも進んでいきたい道が見つかれば幸せというもの。で、家庭との両立なんてお茶の子さいさいという人も、家庭を犠牲にする人も出てきてもそれはその人が考えていくことだからね。進出するも自由、家庭に生きるも自由。

大正生まれで、昭和初期を生きてきた伯母は、社会党(現:社民党)の党首に土井たか子さんが選ばれた時、「女の小利口と男の阿呆は一緒、女が男の上に立ってはいけない、私は好かない」と断言して私は非常に驚いたことを思い出す。利口な女性と阿呆な男が一緒のレベルで扱われる…そんな時代に生きなきゃいけなかった女ってなんと悲しいことか。

今、女は楽しい。

私は、女性にとって楽しい自由がある現代を満喫したい。あと20年、30年、やりたいことをやってみせると思っている。

ところで、因みに、我が家の家人は、定年前に、第二の人生を考えているようだ。その頃は子どもたちも独立しているだろうから、自分のしたい事をすればいいよと思っている。私も楽しくなる。

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2008年11月23日 (日)

ひどくないかい?? 府省の自己評価「甘い」

今日の毎日新聞で、

少子化・雇用に関して、府省の自己評価が「甘い」ことが、総府省の審議会「政府評価・独立行政法人評価委員会」(委員長・大橋洋治全日空会長)が初めて行った検証で判明した。

07年度の少子化・若年者雇用対策で、各府省が不適切な指標や不十分な査定で自らの政策を正当化していたことが22日、総務省審議会でわかった、と。評価委員会は26日にも鳩山邦夫総務相に検証結果を答申する。政府は答申を政策の修正に生かしたい考えだ。

答申案によると、厚生労働省は、育児休業を利用して仕事を続ける女性の割合「育児休業取得率」が上昇したことを少子化対策の結果とした。だがこの指標は育児休業を取れない人や取れずに退職した人を把握しておらず、答申案は「効果を的確に把握することはできない」と指摘した。

同省が「好調」と自賛する若者版ハローワーク「ジョブカフェ」やニート支援策「若者自立塾」も、「これからの事業を利用していない人の実態の検証が重要」としている。

目標参加者数200人の少子化対策に関するシンポジウムで参加者が326人だったことから、内閣府は「普及・啓発に効果があった」としたが、答申案は「目標を「達成しても、改善には結びつかない」と否定した。

小中高大学で職業観を身につけるキャリア教育でも、文部科学省は「利用者の満足度が高い」と強調したが、答申案は「実施前後の比較や実施していない学校との比較・検証が不十分」と指摘した。

政策評価は行政改革の一環として02年度に始まったが、自己評価のため「お手盛りではないか」との批判が絶えなかった。政府は「骨太の方針07」で、経済財政諮問会議が指摘した分野に限って評価委員会が検証する方法を新設。今回は新方式で初めての答申で、少子化・若年者雇用対策を対象に07年度の内閣府、厚労、文部、経済産業省の政策評価を検証した。

読んでいてあまりにも酷いんでアップしました。机上の論理の思いつきを実行してみて、してみただけでお終いとしか私には感じられなかった。結果追跡や検証に基づく改善もしないで「自画自賛のお手盛りの評価」で正当化するなんて、国民を馬鹿にするにも程がある。国民のための政策のはずが、机上の論理の実験検証みたいになっていて、庶民の生活がいかに大変なことになっていて行政に救済策を早急に実施してほしいか、全然わかっていない。特に、厚労省!! 年金問題でも大ポカやったのに、少子化対策の育児休業やら若年者雇用対策での自分勝手お手盛り評価はなんだ!! 私たちになんの貢献をしている? (私は、父の年金記録漏れ問題ではまだ腹を立てているのだ!!)

連日の厚生元次官殺傷事件で(犯人が自主したらしいが)、20日の朝日新聞には『「なぜ」苦悩する厚労省』という見出しで下記の記事が掲載されていた。

凶行の動機は不明だが、狙われたのは旧厚生官僚トップ経験者と、その家族。ずさんな年金記録管理や、批判が相次いだ後期高齢者医療制度など、度重なる厚労省行政への不信感が、背景にあるとの見方がある。

厚労省行政への信頼を大きく揺るがしたのは、07年度に発覚した社会保険庁による年金記録のずさんな管理だ。「払った保険料に応じて年金を受け取る」という年金制度の土台を突き崩すほどの不祥事は、今も収まる兆しがなく、制度への不信を加速させている。

厚労省は公的年金の制度設計には熱心に取り組んできた。襲われた山口さんと吉原さんが創設にかかわった基礎年金は制度の骨格を成す。一方で、制度を具体的にどう運用するかは、社保庁に任せきり。監督責任も果たしてこなかった。

ある厚労省OBは「年金行政に限らず、医療ゃ福祉でも作った仕組みが現場にどんな影響を与えるか、ということへの感度が足りなかった。それが国民の不信感を増す一因だったかもしれない」と話す。

急速に進む少子高齢化に対応すると共に、「小さな政府」を目指す小泉政権の方針を具体化するため、厚労省はここ数年、「負担を増やし、給付を減らす」という国民に痛みを強いる改革を次々と打ち出してきた。

「財政優先の改革は本意ではなかったが、『いつかは国民の怒りを招き、社会保障の充実を目指す方向に政治家がかじを切る』と思ってやってきた。だが、行き過ぎた部分はなかったが、反省が必要だ」とする幹部もいる。

厚労省内では、「一部マスコミの過剰な批判報道が、国民の厚労省への不信感を高めている」との見方も根強い。ある中堅幹部は、「これだけ厚労省が悪者扱いされているので、『成敗するのが正義』と考える連中が出てきても不思議ではない」と言う。

厚労省首脳は「(2人がかかわってきた)基礎年金制度ができたのは20年以上前。2人と年金記録問題はつながらない。動機がわからない」と話す。

亡くなられた山口さん夫妻には心からお悔やみを申し上げたい。また、傷を負われた吉原さんの奥さんには早い回復をお祈りいたします。

私は、この方々は、厚労省の犠牲になられたのだと思っている。

厚生職員が「一部マスコミの過剰な批判報道が、国民の厚労省への不信感を高めている」などと、まだ言っているとは驚いた。マスコミのせいで私たちの不信感が高まったなどと考えるのが、そもそも国民を馬鹿にしている証拠だ。私たちは行政や政策をちゃんと見ている。厚労省と社保庁が、いかに私たちの怒りを買っているかが当のご本人たちに全然わかっていない。行政と国民がこんなに断絶してていいのか。意思の疎通がなくていいのか??もっと、私たちに目を向けて意見に耳を傾けて、ものごとを考えて欲しい。

制度を具体的にどう運用するかは、社保庁に任せきり。監督責任も果たしてこなかった。ある厚労省OBは「年金行政に限らず、医療ゃ福祉でも作った仕組みが現場にどんな影響を与えるか、ということへの感度が足りなかった。それが国民の不信感を増す一因だったかもしれない」と話す。←ここだ!!一因なんてものじゃない。安心して任せられない行政政策であるなら、私たちはどうやって日々暮らしていけばいいのだ。私たちの税金や暮らしを託せない国家をどうすればいいのだ。

今回の事件で垣間見えたものを政治家と官僚は直視してほしいと切に願う。

官僚や政治家は、国民の生活に対する危機感がゼロだ

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2008年11月22日 (土)

農業革命…かも??

今日のウェークで、

興味深いニュースをやっていた。麻生首相の失言とか自民党の首相離れとか(自分たちが担ぎ出したんだろうが! いくら麻生さんが殿様気質だといっても、もっと首相周辺はカバーせんかい! 麻生さんが不能に陥れば陥るほど、自民党自体の無能ぶりを露呈していることになるってのに。馬鹿じゃなかろうか。ここで内部で麻生おろしをやってごらん、与党には最早誰もいない、国を引っ張っていくだけの政党ではないって国民は皆気付くから。しっかりせえよ!!)厚生元次官殺傷事件とかももちろん由々しき問題だけど、日本の農業事情に関してのこのニュースはへ~と思いました。

なんという名前か忘れたんだけど、人材派遣会社が農業に参入を試みているってニュース。

過去そういえば、ユニクロも農業に参入しようとして失敗したことがあったけど(あれは農産物の契約栽培と流通だったか)、今回のこの企業は、「雇用拡大と自給率アップ」をコンセプトに参入を試みるらしい。

農業に従事したい人を募集して、この企業が借り上げた農地で、3年間の研修期間を過ごし、いずれは農業生産法人として独立を目指すというものらしい。

募集に対して、100人からの応募があったそうで、今回は元営業マンとか植木屋さんとか料理人とか7人が選ばれて、淡路での研修になった。研修グループは、名づけて「農援隊」。

月18万円の給料で寮生活。もちろん妻子がある人は単身赴任。ほとんどが素人で一からの修業みたく、開墾から草取りから苗の植え付けから慣れない手つきでやっていた。

この淡路が最初の試みで、これから全国に7か所くらい展開していきたいということだが、ちょっと面白い発想の転換ではなかろうか。

今の農業従事者は、労働に対しての収益が少ないことから自分の子供に継がせたくないという後継者問題が深刻だけど、農業は自分の土地ということもあって、昔っから世襲制みたいな慣習になっている。だから、農業がしたくても、土地も資金もない人が簡単に従事することが難しい。本当は好きな人が好きな仕事にしたらその人も周囲の人も皆幸せなのにね…。

元営業マンが言ってたことは、「農業は面白いと思う、魅力がある。ただそれが収益に結びついていないってことが問題なんで…」

参加していた別の若者は、「自分は土の改良や提供とかをやりたい、種の改良や提供も。地域を理解したい」

本当に農業に興味のある人たちが農業に従事できるようになったら、そして法人として独立できて収益も見込めるようになったら、日本の農業も今よりはるかに多種多様な形で活性化できるのではないだろうか。

国が遅々としてできない農業改革を、民間企業がいとも軽々とそのアイディアを実現し、発展させていけるのはどうしたことなのか。

農地は土地の所有権と利用権が一緒だったり、一般企業の参入が難しかったり、国の改革がなかなか進まないこともあって、今国産がこんなに需要があるのに、自給率がアップできるチャンスなのに、供給が間に合わない状況で、非常にもったいない。

改革が遅々として進められないのなら、せめて国は従事しやすいような環境整備をすべきだ。

そういえば、外交も、(日本)国よりも(日本)企業の方が欧米に対して現実的で対等な関係で、日本の存在感をアピールしている。

この試み、絶対、成功してほしい。

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という訳で、大掃除

11月10日あたりから大掃除と大ミエをきった割には

大掃除予定表もまだだたりする…。

で、今日から3連休ではあるが、受験生の息子をかかえてどこにもお出かけの予定がない我が家であるので、大まかな予定を(ようやく)たててみようと考えた。

去年は、それこそ何年分もたまった荷物の整理整頓と大掃除だったので、8月あたりから日々刻みで計画を立て消化していった。今年は、ちょっと大まかに週単位での掃除と整頓にしようかと思っている。

以下。

【11月23日週】

  • 靴箱の整理   … 夏の靴を磨いて冬の靴と入れ替え
  • 台所の戸棚掃除… 保存食品の整理と冷蔵庫内の掃除も
  • 脱衣所の掃除  … 買い置き家庭用洗剤の整理も

【11月30日(12月1週目)週】

  • 二階ベランダと溝の掃除 
  • 車庫掃除と物置の不要物捨てと掃除
  • ドア、照明スイッチ周辺の手垢落とし
  • 天井すす払い
  • 座敷障子張り替え

【12月7日週】

  • 壁拭き … カーテンレールも、ドアと壁の面倒臭い飾り縁も。  
  • (ここで余裕を持たせ前週までにできなかった箇所をクリア)

【12月14日週】

  • 二階ワックス掛け
  • 台所大掃除
  • (ここまでに完全クリア)

【12月21日週】

  • 内窓ガラス拭き … ドアの面倒臭いガラス拭きも
  • 一階ワックス掛け… 水、木の父のディサービスの日に

【12月28日週】

  • 外窓ガラス拭き
  • 玄関掃除

さて、修正を加えつつ、コナしていきます。

できたかは週単位で、アップしていくね。

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2008年11月16日 (日)

非定形うつ

「非定形うつ」が若い女性に増えているという。(朝日新聞)

典型的なうつ病(メランコリー型うつ病)と異なる「非定形うつ病」が若い女性を中心に増えているという。日本ではここ数年注目されるようになったけど、欧米では以前から知られていて、米国の研究ではうつ病患者の3~4割は非定形だという。

メランコリー型うつ病と非定形うつ病との違いは下記の通り

非定形うつ病           

  • 気 分  楽しいことがあると明るくなる  
  • リズム  夕方から夜に具合が悪化    
  • 睡 眠  いくら寝ても眠い         
  • 食 欲  食べることで気を紛らわせる  

メランコリー型うつ病

  • 気  分  常に落ち込んでいる
  • リズム  朝から午前中にかけ気分が悪い
  • 睡 眠  なかなか眠れない
  • 食 欲  食欲が落ちる

米国の診断基準では、非定形うつ病は2週間以上落ち込むなどうつ病と診断された上で、楽しいことがあると気分が明るくなる「気分反応性」があり、①甘いものを発作的に食べるなどの「過食」、②1日10時間以上眠る「過眠」、③手足が鉛のように重い感覚がする「鉛様まひ」、④人間関係において拒絶されることに過敏になる「拒絶性過敏」のうち、2つ以上当てはまる場合を言うそうだ。

最近の研究では、拒絶性過敏が最も重要な特徴とされ、患者は他人の何気ない一言で過剰に落ち込んでしまうとのこと。

この非定形うつ病は、男性に比べて女性の方が数倍多く、20~30代女性のうつ患者ではかなりの割合で非定形うつ病だという。

日大医学部精神神経科での研究では「対人関係に強い緊張感を感じる社会不安障害などの合併症が重い人ほど、非定形うつ症状を伴う軽い躁鬱病の人が多かった」という。非定形打つ病と躁鬱病の治療法は異なるために見極めが必要とのことだ。

治療の基本は、規則正しい生活習慣を取り戻すこと。メランコリーうつ病は薬と休息が第一だが、非定形うつ病患者の場合は多少つらくとも仕事に行った方がいいという。目的をもって昼間活動することが生活のリズムの改善になる。並行して、抗うつ薬や場合によって抗不安薬や抗精神病薬などを組み合わせて使う薬物療法も行う。「認知行動療法」も薬と同等の効果がある。自分の考えの癖を知り、よりよい行動に修正する方法で、カウンセリングやグループ療法を通じて、ストレスへの対処法や人間関係の結び方などを学ぶやり方だ。

…周囲の人は、「楽しいことをしている時は元気なくせに」といった冷たい目で患者をみるのではなく、優しい言葉で励ました方がいいとのこと。周囲の人に助けを求めるサインとして、衝動的に自殺を企てることがあるため、不安や焦燥感が強い時は注意が必要。

非定形うつ病という概念は、精神科医の間でもここ数年ようやく認知されてきた段階。そのため「大きな環境の変化に対応できない適応障害と間違われて診断されることもある」そうだ。「まず、精神科医に診てもらい、なかなか治らない時は他の医師の意見を聞いてみる。」自分で判断せずに適切な治療を受けることなどが必要とのこと。

私の知り合いに、自分はそうだったという人がいた。

今日の朝日新聞に掲載されていて、正式な病名と詳細な症状が分かって良かったと思う。

当時は、典型的な世に知られたメランコリー型うつ病と違うので、周囲にもなかなか認識してもらえなかったかもしれない。

今は元気みたいだけど…。とてもいい人なので(とっても美人だし)、このまま元気でいてほしい。

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毎日新聞 社説ウォッチング

毎日新聞の社説ウォッチングから…

敗戦前の日本による植民地支配について、韓国の人々と対話または口論したことが何度もある。…ソウルに計9年ほど住んだからだ。

植民地時代を経験した女性は被害の痛みを語りながら、戦後世代の日本人の感情を害すまいと気を使った。登山中に出会った男性は、まず旧制中学校での差別のひどさを強調し「日本人は100%悪い」と断言したが、話すうちに「そういえば立派な先生もいた。あなたも韓国を正しく知ってくれ」と軟化した。被支配について「当時の韓国に知恵と力がなかったのだ」と総括する人もいた。

他方、韓国は被害者、日本は加害者という固定観念が強過ぎる人とは、老若男女を問わず穏当な対話が成立しなかった。歴史的事実に関する誤った思い込みや独善的解釈、一方的に日本を批判する硬直した論理には閉口した。

歴史も現在も重層的なものである。その中で、田母神前幕僚長は粗雑な陰謀論などを動員し、日本はむしろ被害者だ、日本だけが侵略国家だと言われる筋合いはないと主張した。韓国の反日論者たちの姿と一脈相通ずるところがある。

さて、その田母神氏が参院外交防衛委員会に参考人として招致された翌日に各紙が揚げた社説の大半は極めて厳しいものだった。

12日の各紙社説の主な見出し

  • 毎日  隊内幹部教育の実態究明を
  • 朝日  「言論の自由」のはき違え
  • 読売  「言論の自由」をはき違えるな
  • 日経  田母神氏だけなのか心配だ
  • 産経  本質的議論聞きたかった
  • 東京  文民統制を何と心得る

まず、文民統制(シビリアンコントロール)についての危機感が目立つ。毎日は「特異な主張をする人物」として防衛省内で知られていた人物を空自トップに登用し引き継いだ安部、福田、麻生の3政権では「文民統制が機能していなかった」と批判した。朝日は「文民統制の主役としての政治の動きがあまりにも鈍い」と指摘し、田母神氏を懲戒処分すべきだったと主張した。東京は「間違っているとは思わない」という田母神氏の抗弁を「民主主義国家の基本である文民統制を『そんなの関係ねえ』といわんばかりの言動」だと書いている。

朝日と読売がそろって見出しに揚げたのは、「言論の自由」をはき違えているという指摘だ。「自衛官にも言論の自由がある」という田母神氏の発言に対して朝日は「神経を疑う」と難詰し、自衛隊の高級幹部に政府方針と矛盾する歴史認識を公然を発表する「自由」はないと断じた。

読売は「必要に応じて歴史認識を見直す作業は否定すべきものではない」が、それは「歴史家の役目だ」といった指摘を列挙し、「空自トップが政治見解に公然と反旗を翻すのでは、政治も、自衛隊も、組織として成り立たなくなってしまう」と結論付けた。

一方、田母神氏と同様の歴史観が自衛隊内に広がっているのではという懸念も、毎日、日経、東京の3紙が提起した。毎日はこの点を見出しに揚げ、田母神氏が校長を務めた統合幕僚学校と講座について最も具体的に紹介した。

以上、5紙の12日付社説を比較したが、他の日の社説や一般記事、署名論評、特集などを総合すると、その視点や判断に極端な違いはない。植民地支配と侵略により「アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛」を与えたという95年の村山首相談話を、その後の歴代政権も踏襲してきた。

この政治見解を真っ向から否定する歴史認識を幕僚長が発表することは不適当であり、更迭は当然だという点で5紙は一致している。

しかし、産経は違った。まず、2日付の社説で「第一線で国の防衛の指揮に当たる空自トップを一編の論文やその歴史観を理由に、何の弁明の機会も与えぬまま更迭した政府の姿勢」を「極めて異常である」と断じた。正常、異常の批判が他紙とかけ離れている。

続いて4日、産経の客員編集委員が署名記事を通じ、アパグループが募集した懸賞論文の審査委員の一人だったと自己紹介。田母神氏の作品が高得点とわかった瞬間に「今日の事態を予感した」などと書いた。

さらに11日には、アパグループの元谷代表の名前入りの意見広告で、田母神論文の全文を掲載。田母神氏の国家招致を報じた12日の紙面では、通常の記事、社説、一面コラムのすべてで、田母神氏には十分な意見開陳の機会が与えられなかったというメッセージを発した。社説の核心は「政治見解や村山談話を議論することなく、異なる意見を封じようというのは立法府のとるべき対応ではない」という部分である。

15日の論説委員コラムは、もっとはっきり言いきった。田母神論文が論拠とした事実の信憑性が薄いことを認めつつ、それは重要でなく、問題は村山談話の当否だと述べている。

こうした経過が暗示しているのは、産経が今回の騒動の少なくとも事実上の当事者として、村山談話見直しキャンペーンを張っているという構図だ。これが他紙との論調の隔絶につながっていると見ても的外れではあるまい。

とても興味深かったので載せてみた。

田母神氏擁護論者は、大抵、産経を取り上げて賛意を表している。

また、田母神氏擁護論を展開する人たちは、大抵右保守なので、朝日・毎日を嫌い抜いているみたいだ。特に、朝日は従軍慰安婦問題などから、遺棄すべきゴミ扱いを受けている…。

今回の件については、各新聞とも時間や紙面スペースを結構に割いて詳細に報道、論説しているのではないかと思う。

(…例えば、大阪のイモ掘り「行政代執行」では、マスコミは表面的な報道しかしておらず、ネット上で、代執行に抗議した件の人物の背景や問題の根底にあるものが晒されて、行政執行の「実際」がどういうものかが、私にもようやく分かったという…。行政代執行は、世上では、頑是ない子どもへの同情論で終わっているのだろうか…。まぁ、マスコミの、諸問題に対する取り上げ方の差はマスコミの判断なので、詳細を知りたかったら後は各自の情報収集ということで。…)

で、田母神問題に対する世間の反応は新聞報道とあまり違わないだろうと思う。圧倒的多数で田母神氏を支持するネット住人は存在するが、それ以外に、自衛隊であったり、政治家であったり、日本の方向性に影響を与える層が支持を表明することが怖いと私は思う。何故、怖いかは上記の新聞の通り。

加えて、武器を持つ者を制するのが武器を持つ者である先に見えるのはどのような事態だろうか。武器を持つ者を制するのは武器を持たない者が相応しいと私は思う。

それにしても、「5紙の比較」がとても分かり易く、さすがにプロと感心した。

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2008年11月15日 (土)

定額給付金 くれるんなら貰う

定額給付金

くれるっていうんなら、もちろん貰うけど。

一人12000円、18歳以下と65歳以上は+8000円だから、うちは56000円(高齢の父は一緒に暮らしているけど別世帯になっている)貰えることになる。何に使おうかな~~。日帰り温泉とか子ども服の購入とか特上霜降り肉三昧とか回転以外のお寿司三昧とか、……学費の足しとか。何にせよ、うちは貯蓄には回らない(回せないの、多分学費の足しになるの)。生活費と、ちょびっとだけ贅沢費に回すなんか…とにかく、景気対策に一役かうことになるでしょう。

麻生さん、首相に就任した時は、所信表明演説で民主党に逆質問したりとか予想外なことやってくれて「あれっ、なんかこれは…」って私は結構期待してたりした。だって、絵に描いたように地道で地味な福田さんの後だったし。

んがっ!ここに来てのこの迷走ぶりはなんだ???

まず、10月中旬には「家計支援対策として2兆円の定額減税」としていたのを、税金が払えない世帯には支援策とならないからと「定額給付金」と仕切り直した。それはいい。それはいいんだが、30日、麻生総理が華々しく給付金は全世帯にとぶちあげたのに、与謝野経済担当相が所得制限論で異を唱え、それをきっかっけに与党議員からあーだこーだとと諸説が飛び出し…混乱と迷走が始まった。

混迷と迷走が、首相の求心力の無さを露呈し、ただでさえ支持率が低下している政府与党に大きなダメージを与えるのが、賢い与謝野さんにわからないわけじゃなかったろうに。とうとう14日、河村官房長官が官僚に向けて「閣内不統一などど言われることのないように」と小学生にでもいうような注意喚起を行った。そして先日、定額給付は執行するよ、するけど、所得制限や給付方法は各市町村に委ねるよと、政府与党は決定した。

んなことしたら…これにて一件落着にはならないだろうに。寝耳に水の市町村は、この年度末の忙しい時に丸投げかい!と所得制限しない市町村がすでに22市町村出てきた。まだまだこれから増えていくだろうね。

給付金にまつわるドタバタをマスコミが叩くと、あーだこーだと異論を唱えて政府を混乱させ、イメージダウンに一役買った与党議員たちが声高に首相批判を始めちゃった。

市町村に委ねると決めた後だってのに、鳩山総務大臣が総務委員会で「全世帯、全国民がもらえることを大原則にしないと」って所得制限を設けるのは望ましくないなんて蒸し返したりしてまたまた混乱を引き起こしたりして。

そして、あのアホ(だと私は思っている。でなきゃ救い難いKY)な太田誠一議員が「こんなに批判が多いのでは選挙対策になるどころか、却ってマイナス」って…!!おいおい、本音をポロッと露呈してどーすんだ。これは、建前、経済対策の生活支援だろうが。ほんとに危なっかしいお人だ。

あまりの混迷ぶりに、ばかばかしくなって貰いたくなくなったという国民の声も。私も、くれるってんなら貰うけど、あんまり混乱するんならもういいよって思う。

麻生首相は、今日からG20金融サミット。出来れば、本当に出来れば、経済対策で日本の存在感を示してきてほしいと心から思う。オバマさんが大統領に就任したら、アメリカの経済対策はより中国にシフトしていくだろうから、その前に。

日本には軍事強化や防衛に関しての要求が強まるのみ…。

そして、帰ってきたら、補正予算について、今国会提出か先送りかを筆頭に、頭の痛い諸問題が待っている。

頑張って、踏ん張ってほしいところだ。


 

 

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2008年11月14日 (金)

既に時期を外しているのですが…独り言です。

昨日、人気ブログランキングを覗いてみて、

上位ブログの殆どが、田母神氏問題に関しては熱心な擁護論を載せていたので、思わずのけぞってしまった。ブログ始めて4か月の私は、時事・政治系のブログって右派保守系の意見が多いな~、面白いわ~などと思っていたけど、世にもの~天気な私でありました。

日曜日に久しぶりに「たかじん委員会」を見ていて、惠隆之介氏(元海上自衛隊士官)がゲストコメンテーターとして出演していたけど、この人と田母神さんがダブって見えた。考え方、大体同じだった。委員会で、恵さんが持論を展開し始めたけど、とにかく自分の意見・持論を、人の意見に耳もかさず押し通す。否、耳をかさず…じゃなくて、一応きいてるけど、それは、右耳から左耳にスルーして、邪魔がなくなってからおもむろにまた持論を展開する。田母神さんを支持する人が「揺るぎもせず」って表現していた行為。なるほど、物は言い様ね。

田母神氏問題についての是非や検証は左右どちらもやっていて、説得力のある答えがどちらにも多くあるし、すでに世に出回っているので、ここでは割愛。

私としては、制服を着たままで世に出しはいけない論文だったと思うの一言につきる。言論の自由は確かにあるにしても。今でも、あの内容をあの調子で論じたあの論文は違和感と危険な感覚しか覚えない。内容が必ずしも間違ったたものではなかったにしても、持論展開に終始しないで、客観性のある論文であれば良かったのに。

今回すごく感じたことは、世間では全然だったのに、ネットで田母神支持がヒートアップしていったことだった。新聞が挙って田母神問題を報じた直後からのネットの擁護論は凄かった。

なんで、あんなにネットでは田母神支持に燃えたのかわからない。ネット住民たちと一般人との違いってなにかしら?

田母神氏の「今朝9時の時点で、Yahoo!の『田母神氏を支持をするか』『問題があると考えるか』『問題がないと考えるか』アンケートで58%が私を支持しておりますので」発言で、つまりネット上では過半数が田母神支持だと。

一方、NHKが7~9日で行なった世論調査では、田母神氏を航空幕僚長に任命していた政府の判断について質問したところ、「大いに問題がある」が30%、「ある程度問題がある」が35%だったのに対し、「あまり問題はない」が18%、「まったく問題はない」が6%
だった(NHK11日)。

ネット上での高い田母神支持は、冷静に分析し何が問題なのか検討し問題はないと結論づけた非常に理解できる意見もたくさんあったので、納得できる部分もある。でも、味噌も糞も一緒のただ熱狂的な支持意見も多く見かけてそれは危険だと思った。

ネットは、メディアでは出てこないような情報や知識に裏付けされた論理や鋭い論法があって面白りかったりもする。でも…異論に対しての攻撃や揶揄は情け容赦ない。世上が開放的で外に向かって発信しているのに対して、排他的っていうか…閉鎖的ていうか。一般論は、多くの広い思考を含んだ、良くも悪くもバランスが(かろうじて)とれたものになるけど。ネットは…限りなく内に籠っていくから、異論は異物として排除され、賛成意見のみによって展開される意見交換で、より深く個人に偏っていくと思う。個人に異論はいらない。

世上ではどうか。田母神支持の政治家はたくさんいる。一般人はどうか。一般の人は大抵、極左でも極右でもない中庸の思考だと思うので、偏向した思考や逸脱した行動に本能的な危険を感じ取ってNOを突きつけるのではないかと思う、良くも悪くも。

もう一つ、田母神氏言うところの「愛国心」だが、一般レベルで考えて、私にはある。日本という国を大変愛している。暮らしやすいまれにみる優れた国だと思っている。「村山談話」がなされていようと、今の日本には関係ないと思うし、今の日本を創ってきた支えてきたと思っているので、過去の負の事態も含めて私は日本が本当に好き。なぜ、「村山談話」がなされたから日本人が自信も愛国心も持てないと思うのかの方が私にはわからない。

…田母神さんは、戦うための愛国心のことをいっているのだろうか。

日本は謝罪したのだから、私はむしろ堂々としていればいいと思うのだけど。アジアや他の国に気を使いすぎる日本はお人よし過ぎて嫌だなぁとは私も思う。

思うに、日本人って対話だとか議論って本当にヘタクソだと思う。国会を見ていてさえ、意義ある議論になってないもの。

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2008年11月13日 (木)

もったいない

息子を試験会場に送り出し(お受験です)、

その周辺にはくつろげる喫茶店もネットカフェもなかったので、バスで近くの繁華街にいった。バス亭の前にネットカフェがあるのを確認し、まずスタバへ。ラテを注文し、外向きの隅っこの席を確保した。

ラテ、カロリー高そうだけど、ここの普通のコーヒーは好きじゃないので、いつもミルク(クリーム?)に誤魔化されたラテを注文する。

通る人を眺めながら…こんな時間、癒されるし本当に好きなんだけど、この頃忙しいとかで全然つくらないなぁと思う。ぼんやりと人を眺めるのって好きだ。その人のその時だけがクローズアップされてそれだけで、その人がどんな人なのかを勝手に想像するから。

午前中のこの時間は、圧倒的に中年女性が多い。その他は、学生と会社員風の男女。

男の人にはあんまり興味がわかない。会社員風の人も自由業風の人も、なんで皆同じような印象なんだ。社会人の男性って不便だな。色、柄、ファッションの多少の違いはあっても、基本は同じ。その人が知り合いででもなければ、本当に没個性だと思える。

女性は、多少は違う。

あまり若い子はいないから、流行りの明るいチェック柄は見当たらないけど、紫色の服は見かける。大抵インナー。マフラーも。パンツとミニっぽいスカートが多い。ブーツも色々。たまにフレアーのスカートをみかけて、歩くたびにラインがゆれて綺麗で粋だなーと思う。

改めて気づいた事がある。なんで皆さっそうと歩かないのだ。外国の、特に映画スターのように真っ直ぐ足を伸ばして胸を張って。日本の女性って姿勢の悪い人が多い。若い子が特に。腰を曲げてお尻を突き出して歩いているか、膝を曲げてがっくんがっくん歩いている。足腰が弱い上にピンヒールのブーツや靴をはくからだろう。素敵な足元が台無し。ちょっとくらいNGな服装でも、颯爽と歩いていると素敵に見えて格好いいのに。皆センスも良くて綺麗なのに、全体が、人にどう映るか考えないんだろうな。始終人の目を気にしなければならない芸能人じゃあ、確かにないけど。でも、もったいないなーと思う。 自信がなさそうに見えるぞ。年取ってみえるぞ。私は楽しいのだとか格好いいのだとか思って歩いてごらんよ、たまには。チャーミング度がアップするよ。

どちらかと言うと、中年の女の人の方がまだ姿勢良く歩いている。そうか!ローヒールの靴を履いているからか!!

さあて、これからネットカフェで暇つぶしするかな…。

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2008年11月12日 (水)

キャセイ食品、生協10連合会でも…G生協も。

キャセイ食品の国産偽装が発覚した。

そして、11月11日の朝日新聞で、日生協連合会に加盟する全国13連合会のうち10連合会が同工場の製品を販売していたことがわかったという記事が掲載された。

どの製品に中国産野菜が混入していたか、農水省の発表をみて、自主回収などの対応を決める連合会もある。関東1都7県に販売網を持つコープネット事業連合は「九州産」と銘打って冷凍オクラなど7製品を販売。ブロッコリーや豚汁用野菜ミックスなど3商品は、マルハニチロ食品がキャセイ食品に製造委託した商品だった。関東1都8県が商圏のパルシステム生協も10商品を扱い、4商品はマルハニチロ食品ブランドだった。コープ九州事業連合は地域生協のPB(独自企画商品)として、キャセイ食品に製造委託した豚汁用の野菜ミックスを売っていた。中四国で展開するコープGSネットと西日本中心のグリーンコープ連合(…ん?今は共同体では…?)もキャセイ食品の冷凍野菜を扱っていた。生協関係者は「国産の冷凍野菜を大口で扱う業者は少なく、キャセイ食品は貴重だった」と話した。キャセイ食品の役員は10日、産地偽装を認め、「本社の管理が不行き届きだった」と述べた。また、同社は10日深夜、今年1~10月に仕入れた中国産の冷凍野菜9品目と米国産グリーンピースを「国産」「九州産」として8社に販売したと発表。中国産9品目中、自社調査でサトイモ、インゲン、アスパラガス、ブロッコリー、カリフラワー、きぬさや、オクラの7品目が確認できたとしている。一方、マルハニチロ食品の柳三男常務は「世間をお騒がせしたことをおわびします。長年付き合ってきたが、裏切られた気持ちです」と述べた。同社によると、年1回、品質管理担当者が工場内を視察するなどの専門的な監査のほか、年5~6回程度、仕入れ担当者が伝票をチェックするなどしていたが、偽装を見抜けなかったという。

12日の今日、グリーンコープのホームページに以下が掲載されていた。

お詫びと知らせ
冷凍「九州産ブロッコリー」は、中国産が混入している
可能性があり、お届けを中止させていただきます。

一、本(2008)年11月9日(日)から11日(火)にかけて、次のような報道がなされています。

キャセイ食品(東京)が、中国産の冷凍野菜を国産と偽って販売していたことがわかった。同社はマルハニチロ食品(東京)の冷凍野菜商品の製造委託なども受けており、産地偽装された一部商品が流通した可能性が高い。農林水産省も調査しており、近くJAS法違反で改善を指示する。

工場はキャセイ食品の長崎工場。2001年ごろから、中国産と国産を混ぜ「国産」「九州産」として出荷していた。商品は、サトイモ、インゲン、ブロッコリー、カリフラワー、オクラなどがあるという。

キャセイ食品の社長は10日記者会見し、国産として販売した冷凍野菜の一部に中国産を混ぜていたことを明らかにした。

二、グリーンコープでは、報道されているキャセイ食品の「九州産ブロッコリー」をマルハニチロ食品を通して、2002年3月から取り扱い、組合員の皆様にお届けしていました。

(1)本(2008)年10月31日にグリーンコープは、取引先であるマルハニチロ食品より、「『九州産ブロッコリー』の製造メーカーに農林水産省の立ち入り調査が実施された、調査の目的・内容については明らかにされていない」との連絡を受けました。そこで、グリーンコープは、商品の内容に疑いが発生する可能性があると考え、直ちに取り扱いを中止しました。グリーンコープが取り扱っているキャセイ食品の製品は「九州産ブロッコリー」のみです。

(2)32号(11月3日~8日)配達において、ご注文いただいた組合員の皆様には「欠品」とさせていただき、「メーカー事情によりお届けできません」旨ご案内させていただいています。以降の取り扱いも中止します。

(3)また、取引先からの報告以降、農林水産省の調査によって記録帳票類の調査・確認ができない状態となっており、グリーンコープが取り扱っている「九州産ブロッコリー」に何か問題があるのかどうか、グリーンコープが調査・確認できない状態です。

(4)今後、グリーンコープが調査することが可能となった段階で調査を行い、組合員の皆様にご報告させていただきます。なお、中国産が混入している可能性があることがわかりましたので、ご家庭に「九州産ブロッコリー」がございましたら、お手数をおかけしますが、所属生協までご連絡をお願いいたします。回収・返金させていただきます。また、過去お届けの商品に関しても、今後調査を行って、わかり次第、返金等の対応をさせていただきます。

(5)製品検査について、グリーンコープでは自主検査(残留農薬等)を行います。結果は別途にご報告いたします。なお、取引先からは、「年1回の残留農薬検査、および、製造の都度、一般生菌数検査を行っており、問題ない」との報告を受けています。

以上、組合員の皆様にはご心配とご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。

まずは、現時点で把握している内容を組合員の皆様にご案内させていただきます。調査の詳細は、別途にご報告させていただきます。ご了承いただきますよう、宜しくお願いいたします。また、「九州産ブロッコリー」以外の冷凍野菜商品についての調査を開始しています。その結果についても、別途にご報告させていただきます。

流石に対応が早く、組合員に対しての情報開示もきちんとなされいている。グリーンコープの情報開示というこのスタンスは、私は良心的だしほんものだと思っているし信頼している。

ただ、委託というところのこの問題は、今後どのように考えていくのだろうということが頭をよぎった。というのも、委託先でのこのような問題は今後も高い確率で起こり得る問題だと思うからだ。

以前も(もう定かではないのだが)、産直ではなく特産として取り扱っている阿波尾鶏で問題(これは何だっけ餌の問題だっけなぁ、忘れた)があった。ミートソース缶でも産地偽装の原料を使っていたことがあった。(してみると、こだわりのグリーンコープでさえも、結構いろんな問題に晒されてきたことがあるんだ!!)。 

阿波尾鶏問題の時、グリーンコープは、産地(会社でもなんでも)が故意(確信的に)に隠そうとしていることを見つけ出すのは非常に難しいと苦しい言い訳をしていた。

今回のように、問題はいつかは発覚して情報開示やら対処やらするのだろうが、(そして、それは組合員に支持されるのだか)、それまで問題の商品を使ってきた事実を消すことはできない。今回のブロッコリーだって、食べたくないのに中国産を食べてしまったかもしれない組合員は実際に存在するかもしれないのだから。

グリーンコープは添加物排除、Non‐GMO、ポストハーベストフリー、そして外国産よりも国産にこだわっている。なら、尚のこと。委託先で起きてしまう、こだわりのG商品を貶めるような偽装問題に、おきてから対処という泥縄ではなく、根本的な解決方を探っていってほしいのだけど。

つまり、委託先に目が届かないのは当たり前なんで、目が届くようにするためにはどうすればいいのか…。

ただ、う~ん…実際問題として委託しないということは経済的にも物理的にもできないのは分かっている。

分かっているが、そこが根本的に問題であると認識していてほしいと思っただけだ。

言及してほしかっただけだ。いらぬ混乱を巻き起こすとわかってはいても。

他の冷凍食品も調査すると言っているだけでは、グリーンコープの名が廃るって、期待抱きすぎだろうか…。

ただね、職員や理事の間ではきちんと議論がなされているのだろうが、一般組合員だって、情報開示と回収・返金以外の対策をどう考えているのか知りたい人だっているのだ。

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2008年11月 9日 (日)

冷凍野菜、国産偽装

11月9日

食品加工中堅のキャセイ食品が、中国産の冷凍野菜を国産と偽って販売していたと朝日新聞が記事を掲載している。

同社は生活協同組合や学校給食向けの商品製造のほか、マルハニチロ食品の冷凍野菜商品の製造委託なども受けており、産地偽装された一部商品が流通した可能性が高い。

偽装の舞台は長崎県南島原市にある長崎工場。同社役員によると、同社は地元を中心に約160軒の契約農家から国産野菜を仕入れ、冷凍加工して出荷。しかし、01年頃から、中国産と国産の冷凍野菜を混ぜ、「国産」「九州産」として出荷していた。商品としてはサトイモやインゲン、ブロッコリー、カリフラワー、オクラなどがあるという。従業員にも産地偽装が発覚しないように、中国産野菜を工場に搬入する際は、別の箱に移し替えていたという。同社は約300社との取引があり、水産最大手のマルハニチロホールディングスによるとキャセイ食品との取引は90年頃始まり、長崎工場へはマルハニチロ食品の冷凍野菜11商品の製造を委託していた。キャセイ食品に国産を使うように指定していたが、中国野菜を使った豚汁の具材など一部商品が「国産」として全国で売られていた可能性が高いとみられている。マルハニチロ食品は現在、11商品の出荷を止めているが、マルハニチロホールディングスの広報部は「現時点で偽装があったと確認できていない」として自主回収は行っていない。~~~キャセイ食品の役員の一人は「原料不足を補うためだった。国産野菜の原料費が高くなったうえ、会社が経営的に苦しい状態で、消費者の国産志向にも応えたかった」と説明している。

「悪いことはわかっていたが、国内産を求める声が強く、やめる勇気がなかった」。キャセイ食品の役員は表情をゆがめ、産地偽装に踏み切った理由を説明した。野菜のできは天候や季節に左右されるが、取引先からは年中、一定量の供給を求められる。品薄の時期に注文に応えるための穴埋めに中国産を使ったという。役員との主なやり取りは以下。

ーなぜ偽装したのか。

「納入先からの要望に応えようと、無理をしてしまった。かつては安い外国産の野菜が売れていたが、02年の残留農薬問題を契機に、消費者の国内産志向が強まった」

ー中国野菜をどのように入荷していたのか。

「輸入業者に指示して、中国産野菜の箱から別の箱に移し替えて工場に入荷し、従業員にも偽装が分からないようにしていた」

ー偽装のあった商品名は。

「正確に把握できていない。国産野菜が品薄のシーズンに混入した。一方で、野菜が豊富な時期には偽装はなかった」

ーいつか偽装がばれると思わなかったか。

「今年、島原の経営者が同じ偽装で逮捕された際、まずいと思った。しかし、やめる勇気がなかった」

ー偽装で利益はあったか。

「全くない。国産野菜の品薄時には工場が回らなくなるため、解消しようと中国野菜を使ったが、代償は大きかった。本当に後悔している」

ー偽装問題はどう処理しようとしたのか。

「来シーズンは国産の購入量を一千トン増やして、中国の野菜をゼロに近づけようとしていた」

ー地元産野菜への信用が揺らぎ、農家は職を失いかねない。

「申し訳ない思いでいっぱいだ。従業員、消費者も裏切ってしまった」

ー会社の今後は。

「できれば出直したい。しかし、事実は事実、罪は罪だ」

委託食品、偽装続々 発注元の確認の甘さ

食品メーカーやスーパーが製造を委託し、自社ブランドとして売っている商品で、産地偽装が相次いで発覚している。製造はほぼ丸投げ、原料の確認も不十分という委託する側の姿勢が偽装を許す背景になっている。輸入食品の安全性が問われるなか、消費者の国産志向が高まっている。このため、発注者は国産の原料を使うように製造委託先に指定するケースが増えている。スーパー最大手のイオンでは10月末、PB「トップバリュ」のあんパン2商品で「北海道産」とされた粒あんの原料に中国産が混じっていたことがわかった。イオンが製造委託した業者にあんを納めていたヤノフーズが産地を偽っていた。日生協系列の生協ブランドでは、中国産冷凍ギョーザの中毒事件に絡み、多くの商品が自主回収に追い込まれた。こうした問題を扱う農林水産省からは「大手は販売責任者でありながら、製造委託先で自社商品の偽装が発覚してもひとごとのような意識が強い」という批判が聞こえる。今回の場合、マルイハニチロ食品も、キャセイ食品に、国産野菜と発注し、産地証明書も提出させていたが、社員が長崎に行き、製造工程を確認するのは年一回程度だっだという。同省幹部は「自社ブランドで来るからには、製造委託でコストを下げるだけでなく、原料や原産地の表示に責任を持つべきだ」と話す。

これだけ国産農産物への需要と期待が高まっているのに、政府はは国産農産物と農業に対して未だに何の手だてもしようとはしていないというのが私の第一番目の感想です。

中国からの輸入農産物に基準値をはるかに超えた残留農薬が検出されたことがあって(以前から度々あっているのだが)、国産野菜の需要が高まった時、TVのインタビューに農業従事者が答えていた。「今は確かに国産野菜を求められているだろうが、この需要がいつまで続くかわからんから、ニーズに応えて規模拡大するのは不安がある。規模拡大したとたんに消費者の需要が減ったらその損失は誰が責任をとってくれるのか」。

消費者の需要に応えるのは、農家やメーカーである以前に政府ではないか。応えようとする農家を支えるのか農水省ではないか。今こそ、安全な国産農産物が欲しいという私たちの声と応えたい農業従事者の声を真摯に拾っていってほしい。そのための何らかの対策を立ててほしい。例えば、国産が高くて輸入農産物に走るのであれば、政府が助成すればいい。農業従事者が減少していることに関しては政府も問題にしているのだから早急の対策を。今からではもう遅いくらいです。

私は、出来れば自分たちの口くらい自分たちで養いたいのです。

私たち消費者も、本当に国産の意味をわかっていないと日本は危ないだろうなと冗談じゃなく思う。輸入野菜の問題が起こったら国産になだれ込み、ノド元過ぎればまた安価な外国産に走る…漂流者のように波の間に間に漂うような思想なき態度は改める時期だと。「日本がだめなら輸入」という考えは、安全とか食べ物とかいうことを考える以前に、日本の国力をぐらつかせるのではないかと。

もちろん、この世界的な不況の折り、景気対策も大事で優先させなければならないけど、並行して少しずつでもいいから農業保護も早急に行っていってほしい。地道な力は侮れないないものではないかと思う。…なんか、偽装問題なのに偽装について言及してないけど…

もう一つ、発注元について。発注元の責任って確かに私たちの目にはみえないなと思った。偽装して謝罪するのは偽装した会社。世間の目に晒されるのも偽装した会社。私たちは悪いやっちゃと思う。そして、発注元は被害者面をする。確かに、国産と指定したという正しい事実がある。でも、では、それが守られているのか監視するのはどこ? 自己申告を信用していましたでは、販売する企業としてはお粗末だろうと思う。購入した消費者に対する販売責任は発注元だろう。自主回収していくらいくらの損失っていうのも何だか被害者っぽい言い方だなーと。もちろん、キャセイ食品は言語道断だけど(消費者の国産志向にも応えたかった…って応えてへんやん!!)、発注元の責任も今後きちんと追及していった方が偽装問題は確かに減っていくと思った。

…ところで、農産物が天候や季節に大きく左右されるものだって真剣に考えたことある?いつでもスーパーにたくさんの野菜が並んでいる方が変な現象だと私は思う。…

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2008年11月 8日 (土)

年金問題…高齢の父編

ご多分にもれず、父のところにも、「年金特別便」がきた。

5月下旬だった。と同時に、「年金加入記録のお知らせです」という封書が送られてきた。何だろうと開封してみると…

『現在、社会保険庁では、管理している古い年金加入記録のうち、記録の持ち主がわからないものについて、持ち主を探す作業を行っています。  今回、昭和○○年○月○日(日時は記載されています、念のため)以前に退職や転職が行われ、その時点で加入歴が途切れている記録の中に、あなた様のものである可能性が高い記録が見つかったため、ご連絡いたしました。  記録が確認されれば正しい年金額をお受け取りいただけますので、大変恐縮ではございますが、右の返信用はがきに、お名前、ご住所、電話番号をご記入の上、切り離し、同封の目隠しシールを張って、ご返信ください。  後日(ご返信いただいてから概ね1ヶ月後)、ご記入いただいた連絡先に、お電話などにより確認のご連絡をさせていただきますので、その際は、ご協力くださいますよう、何卒、よろしくお願いいたします。   社会保険庁    追記:年金記録の確認の流れ  「回答はがき」にご記入の上ご返信ください。→社会保険事務所から、記録の確認のご連絡をいたします。→(あなた様の記録であることが確認できた場合)→記録訂正のお手続き(郵送または社会保険事務所へのご来訪)→記録の統合(確認完了)』

別にきていた「年金特別便」を父と妹と三人で開けて見て、高齢の父の薄れた頼りない記憶を頼りに、どうも昭和○○年に○○○に勤めていた4年間が記入漏れになっているのではないかと確認、とにかくそのはがきに記入して送ってみた。6月頭のことだった。

それから1か月たっても、「確認のご連絡」というものはなかった。気にはなっていたが、忙しいのと社保庁っていうのはいい加減そんなもんだと思っていたからだったが…。でも、10月終わり、業を煮やして、とうとう妹が、こちらから社会保険事務所に電話をかけたのだった。

傍で聞いていると、妹と社保事務所の職員(だろう)の話が噛み合わない。こちらは父のどの件の記入漏れのことかもわからず、ただはがきを送れと書いてあったから送ったのに、そのことに関して調べもせずに妹に応対している模様。「はがきを出してくれときたからはがきを出した、連絡があるというから待っていたのに連絡がないからこちらから電話した。あれはなんのはがきだったのか、そこから説明してくれ」 今まで何回も経験してきたようなことだろうに、こんな簡単で明快なこと、調べようもマニュアルもあるだろうに、調べもせずに聞き返しているらしい。あげくタライ回し。30分くらい話してあちこちにまわされて、ようやく父の資料を出してきて父の問題に行き着いたようだった。確認のはがきだったと。

最終、市の年金相談窓口に紹介され、手続きのための予約をようやく取り付けた。(妹、お疲れ様。いつも苦労をかけるね)

11月初めの木曜日、妹が取り付けた時間に市役所の年金相談室に父を連れて行った。父の資料はあらかじめ準備されていて、それにたいする職員の説明は明快だった。電話で妹が聞いたように、記入漏れの分が父のものか同姓同名の方のものか判断するためにはがきに氏名・住所などかいてもらい、父のものだったと確認したとのこと。

「これから記入が漏れていた4年間の分の上乗せが年間○○円になります。これまでの25年間の分は、突き合わせや手続きに時間がかかりますので、1年後に5年分の○○円、その半年後にのこり20年分の○○円をお振込みいたします。遅くなり申し訳ありませんが…」…関する8枚くらいの書類に署名捺印して事が済み、(こちらが申し訳ないことをしたのではないのに)ありがとうございました、よろしくお願いしますなどと下げなくてもいい頭を下げて帰ってきた。

市民と接する係りの職員に言ってもなにも解決せんしね。でも、こちらから電話せんかったら永遠に父に電話こなかったね。

それにしても、社保庁のこの問題が発覚しなかったら、洗い出しがなかったら父の記入漏れの年金は、真面目に働いて納めていた父のもとには返らずらず、社保庁のいい加減な職員のあぶく銭として永久に消えていたかもしれない。金額よりも父の律儀さがないがしろにされかねなかったことに、私はむかっ腹が立つ。…社保庁の職員は、後始末が全て終わった時点で首にしてもらいたい。そんで退職した人は退職金返せ!!

怠慢からくる記入漏れの他に着服やら二重徴収やら色々なトラブルを起こし、そのために、地道に働いてこられた高齢の方が、貰えるはずの年金をもらえず困っておられる姿をTVなどで目にすると、社保庁のした事は到底許されることではない。言いたいことも言えず泣き寝入りの方もいるんだろう。あちこちたらい回しにされて、何が何だか分からずじまいになり、追及を諦めた方もいるのではないか。許せない。

父などは運が良い方だろうが、そんなことを思わせる社保庁ってなんなんだ。

お願いだから、為政者はもっと国民のことを、本当に困っている国民のことを考えてほしいと心底思う。

給付金くらいでガタガタもめるな!!!

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ちょっと早いけど…今年の大掃除

去年は…

早々と計画を立てて、11月の中旬から大掃除を始めた。

仕事していた時は12月末のギリギリにしか休めなかったから、31日はほとんど徹夜状態でそれでも片付かなかった我が家でした。

仕事辞めた去年は、だから、張り切って大掃除した。まず夏、5、6年以来物置小屋状態だった旦那の部屋から、子どもたちの小学校以来の思い出の品々をまとめて納戸に移し、旦那の本の整理と本棚の掃除、1年に1度のワックスを丁寧にかけなおし、居心地いい環境(?)を作り上げた。それから台所の大掃除、お風呂場の脱衣所の掃除と整理整頓、物置小屋の整理整頓、粗大ゴミ捨て、車庫掃除、2階のベランダとべランダの溝掃除、玄関の靴箱の整理整頓、ドアの手垢落とし…。夏から秋にかけて計画表を作成し、週単位で1か所づつ片づけていった。

もちろん、日常の家事はその合間に突っ込んで。夕食も仕事していた時より手間暇かけて。

あらかた片付いた11月中旬からいよいよ本格的な大掃除を開始した。秋までにやっかいなところは済ましたから、後はお決まりの、台所換気扇の掃除とか、お風呂場のカビ除去とか、天井すす払い、壁拭き、窓ガラス拭き、サッシ溝掃除、床ワックス掛け…。なかなか大変だったけど、集中してやればそう苦にはならなかった。

さて、いよいよ今年。今年と去年の違うところは気合いの入りかな~。それと、去年はブログしてなかったから時間はいくらでもあって、時間があれば掃除ばっかりしていられた。今年は時間があったらブログ書きたい~~。ので、去年より、時間を有効に、メリハリをつけて、なお一層の計画性でやっていかなければな~~。今年はエコ教室とテニスとパソコンとエステもあるのだ!!とりあえず、都合がいい10日からの計画を立てよう。

今年もやるで~~~、大掃除。

計画表出来たら、アップして○×もつけてみるね!

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2008年11月 7日 (金)

アメリカ…オバマ氏

黒人がアメリカの大統領になる。

大方がオバマ氏の優勢を目にしながらも、ブラッドリー現象はあり得ないことじゃないと頭の片隅で思っていたのではないだろうか。

その考えをぶち破って、米国初の黒人大統領誕生劇となった。

朝日新聞(時々刻々)より抜粋

【若者世代】:人種という壁を若い世代が軽々と乗り越え始めた。1月3日、アイオワ州で全米に先駆けて開かれた民主党の党員集会に冬休みで帰省しているはずの大学生らが続々と姿を現した。郊外の投票区の責任者を務めた黒人のパットさん(49)は「オバマ氏に若者の圧倒的な支持が集まるのを見て思い知った。私は過去のレンズを通して世の中を見ていた。人種意識に世代交代の波が来ている」。娘のティアナさん(23)は白人の友人らを次々とオバマ陣営のボランティアに誘った。「今まで、差別なんて経験したことはない。お母さんたちと違って、私たちの世代はみんな混ざり合っている。黒でも白でもオレンジでもブルーでもない」。人口の95%を白人が占めるアイオワ州でオバマ氏が勝利したことは、全米で驚きをもって迎えられた。~ピップホップ音楽に熱中し黒人スポーツ選手のファンになる、差別の負の記憶を背負わず育った「ポストレーシャル(脱人種世代)ともいうべき若者が選挙を動かし、その流れがアイオワ州から他州へ広がった。「人種意識に世代格差があるなら、若者が年配者を教育し直さなきゃ」とオバマ陣営の白人ボランティア、クリスタさん(20)はこともなげに言った。オバマ氏の父はケニア出身の留学生で「奴隷の子孫」ではなく、母親は白人。インドネシアとハワイで育ち、米本土の大学に進学。シカゴの貧民街でも活動した。そんな多種な要素が混じり合う存在そのものが脱人種世代の価値観に自然に溶け込んだ。

【白人社会】:だが、アフリカ系(黒人)大統領の誕生に「恐怖」を感じる白人たちもいる。「保守市民協議会」は、白人の権利擁護を訴え、入学や就職で黒人を優遇する措置に強く反対している団体だ。28州に支部があるが、会員数は公表されていない。この協議会の会員数が、オバマ氏が大統領選に出馬してから急増しているという。週に100人近くの問い合わせがあると会代表のゴードンさん(68)は言う。「私たちはただ、白人として誇りを持ち権利を守りたいだけだ。白人ばかりが人種差別主義者だと非難されるが、白人の労働者階級こそ差別されているんだ」。現在の米国で、むき出しの人種差別が社会の表層に浮かびあがることはまれだが、人種をめぐる語られぬ意識が、米国社会の底には流れている。オバマ氏が民主党の指名候補になった6月、ワシントン・ポストが行った世論調査では、米国人の3割が何らかの人種偏見を持っていると認めた。統合しようとする力と同時に分裂させようとする力が働く。それは多民族国家の宿命なのかもしれない。米メディアの出口調査では、アフリカ系有権者の95%がオバマ氏に投票した一方で、白人有権者は55%がマケイン氏、43%がオバマ氏に投じた。ただ、04年度の大統領選で民主党のケリー氏に投じた白人有権者は41%と、オバマ氏より低かった。今回の大統領選を覆いつくしたのは、深刻化する経済危機と、ブッシュ政権への批判だった。1票に込められた意思に、どれだけ「人種意識」が含まれているのかは誰にもわからない。

【黒人政治家】:オバマ氏のホワイトハウスへの道を地ならししたのは、80年代から90年代にかけ、地方や国政で公職に挑んだ黒人政治家たちだ。彼らはオバマ氏の偉業を讃えつつ、異口同音に語る。これは、始まりに過ぎない、と。全米初の黒人州知事となったワイルダー氏(77)は89年にバージニア州知事選で当選した時から、いずれ黒人大統領が誕生するだろうと考えていた。「私たちは400年間、ずっと民主主義の実験を続けてきた。米国は若い。そして、まだゴールには到達していない」。あと30数年で白人は少数派となり、黒人やヒスパニックなどが多数派になると予測されている。多民族化が加速する米国で、オバマ氏の大統領就任そのものが壮大な実験なのかもしれない。現在、米国には640人以上の黒人市長がいる。その協議会会長を務めるアラバマ州のパーキンス市長(55)は、12歳の時、公民権運動のデモ隊を警察と州兵が襲撃し死傷者が出た「血の日曜日」事件を目撃し、デモ参加者が血まみれになって教会に運ばれる場面を記憶に刻みこんでいる。その地で初めて市長選に挑戦したのは92年。白人現職市長陣営から露骨な人種差別を受けた。「黒人市長になれば企業は逃げ出す」「黒人が市政を運営できるわけがない」。2度落選し初当選は00年だった。黒人大統領の誕生は単なる歴史の1章に過ぎないとパーキンス市長は考える。「大統領選が行われた4日ではなく、興奮と熱狂が冷めたその翌日からが大切なんだ。60年代から始まった運動はまだ続いていて、決して終わってはいない」

今回の黒人大統領誕生は歴史的出来事だった。やっぱりアメリカ凄いなと思う。

アメリカの歴史を塗り替えたし、本当に確かに感動的だった。オバマ氏のあらゆる意味での強さと必然性、アメリカ国民が何を欲したのかがわかる選挙戦だった。アメリカの経済危機とブッシュ政権へのNOと、人種の壁を越える時期と人がぴったりあわさった結果だったと思う。 

ただ、…

歴史的な交代劇だったとは言え、これはあくまでもアメリカの『国益のために働く』大統領の話。劇的な一夜が明け、オバマ氏も「今夜はお祭りだけど、明日からはもう仕事しなけりゃいけない」と言っているように、日本も気を引き締めて彼が率いるアメリカの動向と日本に対する利益を政治家たちは考えていってほしいと思う。「景気対策」、「イラン・アフガン問題」、「北朝鮮核問題」……、関連する国々との関係性、オバマ氏に緊急な課題が山積みの分、親中であることも含めて日本に対する態度がどのように変化するか…。

日本もこれから。

日本の国益を考えれば、歴史的出来事に浮かれてばかりもいられないと思ってしまう。

日本の存在感を示してほしい事態がいっぱいだもの。

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2008年11月 5日 (水)

幕僚長、続き…ってほどのものじゃないけど。

まぁた、出てきた!!…って感じ。

{でも、よくよく考えてみれば、この論稿は、この人の考えオンリーなので、賛成の人はすんなり入ってくるだろうし、如何なものかな人は、裏付けされるなにもないと切り捨てるのではないかと思う。であるなら、それだけの論文でしかないのだな。}…

と、昨日の早朝は考えていた。そしたら昨日の新聞に顔写真と共にこの人のコメントが掲載されていた。まぁた、出てきたよ!!…って思った。

で、今朝、いつものように「依存症」さんと「切込隊長」さんのブログみて、「きっこ」さんをチラ見して、主婦さんのブログみて…私のブログを、今、書いている。

「依存症」さんが『田母神論文は侵略戦争を美化したのか』というエントリをされていた。とてもよく理解できた。「依存症」さんてほんと凄いなと思う。時々怖い。説得したい時の説得力とそのための知識に裏付けされた分析力が特に素晴らしいなー。この人が公人だったら凄いし怖いな~~~。ほんと。

「依存症」さんには説得されるし、「依存症」ブログを覗いてから「田母神論稿」を見ると、ふ~んと思う。

…が、それで、「田母神論文」を支持するかと言うとやっぱり支持できない。

…何故か、自分の考えを上から目線で述べているだけで、それを読んでいる不特定多数の人に「何故そう思うのか」分かってもらおうという努力が見えない。ってか、分析と説得能力が皆無。ってか、理論がない。と思える。それとも反対する人は切り捨てか?? 

「依存症」さんのように歴史的知識や教養のある人が、論文の背景にある田母神思考を読み取ってしか理解できない、私のような教養に乏しい人がよんでも理解し難い論文は、専門誌ならともかく、世に広く問うということから言えばNGでしょう。

結局、この人は説得力・分析力のない頭の悪い人か、賛同できない人は自分の中で切り捨てる傲慢な人かどっちかだろう。

そうだったら、やっぱり物議を醸すだけで終わり。なんもかわらん。この人の問題は、でも、それでいい。さっさと終わらして、この人のいないところで、集団的自衛権やらを議論しようよ。

「依存症」さんのエントリには素直になるほどねと思うから尚更、この人の論稿には偏った頭の悪さしか感じなかった。そういう意味で私はやっぱり、この人の論文は支持できない。

と結論しました。

 

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2008年11月 3日 (月)

空幕長を更迭…!!

新聞に、空幕長を更迭っていう記事が出たのが11月1日だった。

朝日・毎日どちらも大きく取り上げていて、次の日の社説みたいなところにも二社ともに掲載していた。

3日の今日、TVではもうこのニュースは流れていない。新聞にも記事は載っていない。次から次に新しい重大ニュースが入ってくるからそちらでいっぱいいっぱいだろう。消費税や総理の新経済策のこともあるし、明日はいよいよアメリカの大統領選だし…。麻生さん、問題の空幕長を早々に更迭しちゃったし…。

でも、ブログ…、まだまだ賑やかしいみたいだ。実は、忙しさと風邪でここ数日ブログを開けてなかったけど、今日は絶対覗こうと、いつものように、依存症さんと切込隊長さんのブログを見て、あ、エントリされてると関連記事ともに読ませていただいた。それから、一瞬きっこさんをみて、いつもの主婦の方のブログを見て、この二つのブログにはエントリされていなかったことを確認した。

この人がなんで更迭されたかってことと政府見解は周知の通りなので省略して…。 皆さん、しっかりとご意見をお持ちで、読んでいて実に面白かった。もともと教養などないほうなので、どんな記事でも意見でも読むだけでためになりました。

読みながらなるほどと思えるその中でも、それは、私的には譲れないなぁってところが出てくる。納得のいかない部分を書こうかと思う。

まず、論文で違和感を持ったところ…

『農業以外にほとんど産業がなかった満州の荒野は、わずか15年の間に日本政府によって活力ある工業国家に生まれ変わった。朝鮮半島も日本統治下の35年間で1千3百万人の人口が2千5百万人と約2倍に増えている「朝鮮総督府統計年鑑」。日本統治下の朝鮮も豊かで治安が良かった証拠である。』

侵略と統治の良否は独立した問題です。侵略後の統治が仮によかったからといって、侵略をしたかどうかの判断が変わるものではありません。また、人口の増加については、別に満洲・朝鮮だけにおいて顕著に人口の増加があったわけではありません。という見解を見つけました。ついでにこれも、「満洲国時代に人口が増加したのは事実、その理由の一つとして日本の殖産興業政策があったのも事実。しかし、19世紀半ばまで、肥沃な土地と豊富な資源を擁する満洲にはほとんど人が住んでいなかった事実を忘れてはならない。清朝が故郷の地に漢族が入植することを禁じていたからだ(「封禁」)。1870年代、ロシアの南下政策に危機感を覚えた清朝が入植奨励へと方針を転換してから、満洲の人口は一貫して増加を続けた。べつに「満洲国ができたから人口が増えた」訳じゃない。」


『これを当時の列強といわれる国々との比較で考えてみると日本の満州や朝鮮や台湾に対する思い入れは、列強の植民地統治とは全く違っていることに気がつくであろう。イギリスがインドを占領したがインド人のために教育を与えることはなかった。インド人をイギリスの士官学校に入れることもなかった。もちろんイギリスの王室からインドに嫁がせることなど考えられない。』

19世紀にはインド各地でインド人向けの教育制度が大学に至るまで整備されていた、インド人士官であるKCIOはイギリス人士官であるKCOと同等だった。という事実。

『さて大東亜戦争の後、多くのアジア、アフリカ諸国が白人国家の支配から解放されることになった。人権平等の世界が到来し国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった。それは日露戦争、そして大東亜戦争を戦った日本の力によるものである。もし日本があの時大東亜戦争を戦わなければ、現在のような人権平等の世界が来るのがあと100年、200年遅れていたかもしれない。そういう意味で私たちは日本の国のために戦った先人、そして国のために尊い命をささげた英霊に対し感謝しなければならない。そのお陰で今日私たちは平和で豊かな生活を営むことが出来るのだ。』

『今なお大東亜戦争で我が国の侵略がアジア諸国に耐えがたい苦しみを与えたと思っている人が多い。しかし私たちは多くのアジア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価していることを認識しておく必要がある。(中略)日本軍に直接接していた人たちの多くは日本軍に高い評価を与え、日本軍を直接見ていない人たちが日本軍の残虐行為を吹聴している場合が多いことも知っておかなければならない。日本軍の軍紀が他国に比較して如何(いか)に厳正であったか多くの外国人の証言もある。我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)である。』

総じて言ってることが上から目線で、支配した国の傲慢さが丸出しと感じた。ただ、「肯定的に評価している」「多くの外国人の証言もある」という部分について、私にはそれが真実かでまかせか分からないので、証明される資料があれば読んでみたいかな。耐えがたい苦しみについては、侵略が与えたのか戦争が与えたのか分からない。戦争は、当然私たち国民にとっては大いなる苦しみのみですけど。

1日の毎日新聞での、「制服組 文民統制に一石」という記事。歴史認識や憲法解釈で政府見解から逸脱した論文を空幕長が書いたことはシビリアンコントロール(文民統制)のあり方に一石を投じることになりそうだ。今回の展開からは、歴代政権が慎重に扱ってきた事柄に対し、制服組が悪びれることなく持論を展開する危険が感じられるからだと。自衛隊は今、抑止力のための「存在するだけの組織」から、国際貢献などに積極的に参加する「機能する組織」への大きな変容期を迎えている。今回のような航空自衛隊トップの「暴走」を招いたのは、その変容に政治の統治能力がついていっていないからだという指摘も出ている。一方、田母神空幕長はこれまでも歯に衣着せぬ言動で物議を醸してきた人物で、防衛省・自衛隊内では「個人的な問題」と片付けようとする空気も広がっている。しかし、航空自衛隊出身の森本殖大教授は「若いころから思い切ってものを言った者が組織で認められ、幕僚長まで上り詰めたのは発言が正論と受け止められてきたからだろう」と指摘。論文で展開した主張は「組織全体」の代弁者としての意図があったとの認識を示した。確かに、空幕長が論文に盛り込んだ憲法第九条解釈をめぐる論争については、大多数の自衛官が「政治の場での議論」を求めてきたものだ。また、インド洋への海上自衛隊の派遣、イラクへの陸上・航空自衛隊の派遣など、海外での活動は常態化する一方、集団的自衛権行使、武器使用基準については政治が判断を先送り。現場の部隊指揮官に自らの責任で判断することを強いるという矛盾を放置してきた現実があるのも事実だ。政治が統治能力を発揮するには、制服組に目を光らせるのはもちろん、安全保障論議と真摯に向き合う必要がある。そうでないならば、いつ別の形で政治への問題提起が起きてもおかしくないだろう。

でも、政府の公式見解となった「村山談話」がそもそも正しいのかという問題提起もあったりして…依存症さんのエントリですが、田母神氏の主張に100%同意するものではないとしながら、『問題は、「村山談話」が正しいのか?ということだ。ほんとうに歴代内閣が継承するに値する内容なのか?これを検証せずに、田母神氏を斬るだけでは問題の本質的な解決にはならない』と記し、それについての見解をかいてある。読んでいると流石の見解なんであります………。ただ、依存症さんも、『歴代政権が継承してきた「村山談話」と比較すれば、田母神論文の内容は大きく乖離している。つまり、政府の姿勢とは相容れないということだ。 だから「更迭する」、これはスジが通っている。』とは言ってあるが。

私は、田母神氏論文にすごく違和感を持ったけど、それらに対する正しい知識や見識を持ち合わせていないし、意見を持つこと自体は自由と思っている。ただ、侵略にしても支配にしてもされる側の人々のことを自分に引き寄せて考えること、私は必要と思う。もちろん、それだけに動かされてはいけないのだろうけど、私なら、侵入してきた他国から幸せな生活を保障されたくないと思う。自分たちの幸せは、自分たちの力で築きたい。混乱が長く続いても他からもたらされた平穏よりましと思う気持ちは、誰でも持っている感情ではないだろうか。

それから、誰がどんな意見や信念を持とうが自由だけど、人には立場というものがあって、多くの人に影響を与えるような立場の人があまりに扇動的ではいけないのではないかと思っている。だから、田母神氏は、空幕長という立場でとるべき行動だったのかしらという疑問を持った。空幕長まで務めたお人がそんなこともわからなかったのかしらって不審が沸々と沸いてくる。真剣に議論をしたいのなら、あまりに唐突な場所と時での問題提議は、メディアが面白がるので物議だけ醸し出して単なるお騒がせで終わる可能性が大きいってことも、もはや世の常識でしょ。だって中川元大臣の日教組発言だってそれだけで終わっってしまったでしょう。この空幕長はなにをしたかったのかしら?本当に、集団的自衛権の制限を批判したり日本は侵略国家だったのか純粋に世に問いたかったのかしら??物議を醸し出すだけでよかったのならなんて浅薄な。それとも、他になにか心するものがあったのかしら。であるのなら、更迭された後の活躍を期待しつつ注目していたいと思うけどね。

ところで、私には、今回の田母神氏問題に関しては、『雪斎の随想録』さんの『田母神論稿の「正しさ」と「愚かさ」』が一番しっくりきました。

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蜜柑の木のオーナー

蜜柑園をしている友だちがいる。

正確に言うと、蜜柑農家に嫁ぎ、義父母が亡くなった現在は自分たち若夫婦で蜜柑園を管理している。10年くらい前、生協の役員として知り合った。その後、私は生協の役員を辞めたけど、友だちは地域の委員として活動している。ただ、11月から2月までは蜜柑の収穫で多忙のため、活動はお休み。そんなかかわり方で彼女は現在も委員さんだ。

今年、来ませんかって言うから、友だちと友だちの娘、三人でみかん狩りをさせてもらいにお邪魔した。

当日朝8時、30分離れた友だちを迎えに行き、そこからゆっくり1時間半かけてお目当ての蜜柑園に向かった。ドライブのBGMは、友だちが最近お気に入りというインディーズのロックグループ(エルレガーデン???)とおしゃべり。途中、評判のケーキ屋さんでお土産のプリンとロールケーキを買った。

友だちの蜜柑園は山の中腹にある。見渡す限り黄色い実をつけた木々が広がり、その下方には海が望める。海を縦断する道路と線路も。眺めていると白いかもめが線路を走り抜け、海と木々の緑に似合ってすっごくいいなあと思う。作業に疲れた時、海を見ると気が晴れるかもって思うのは、農家の苦労を知らない部外者だからか…。

待ってくれていた友だちとは、私は本当に久しぶり。笑顔は全然変わっていなかった。食べごろまであと1週間くらいなの、なるべく赤い実を取ってねって籠とみかんばさみを渡してくれた。 陽が当たる木のてっぺんのところが赤いよって。見渡す限り蜜柑の木、木、木…!! いっぱいなってるけど、今年は表年なの? 裏年、これでも少ない方。 あーそうなんだ…。

1時間半くらいで籠いっぱいになって、でもまだ、あっ!ここにも美味しそうな実がってコートのポケットなんかにも詰め込む。コンテナもあるから使ってよって友だちが…。

一緒に行った友だちは、酪農家になりたかった程農業が大好き。あちこち園の中を収穫して回りながら、「ねぇ」って気づいたように友だちを振りかえった。蜜柑の木のオーナー制みたいなの考えたことなぁい?(蜜柑の木のオーナー!) 1家族1本が無理なら、数家族で1本その年の収穫を予め予約購入してさ、管理は園にしてもらうけど、11月になったら自分の木の蜜柑を収穫しにくるの。その日にとりきれなかった分は送ってもらうことにして。来れない人は園側で収穫して送るっての、どう?その間、いろんな交流とか草取りやら収穫やら体験するのも絶対いいと思う。

園の友だちは、実はそういうのも今考えてるのよって言っていた。

友だちは、自分たちの蜜柑に県の認定であるエコファーマーを取得している。減化学肥料、減農薬。そのマークと、完熟でしか出荷しないというスタンスのこだわった蜜柑を栽培している。そしてこれから、消費者との交流も(自分たちで出来る範囲を決めて)考えていくという。両親から受け継いだ園をどのようにしていくか…。

今、農家は販路も自分たちで見つけださなければやっていけない状況だという。どのように自分たちの農産物を売っていくか、差別化を図るか。

実際、これだけ食の安全だとか輸入食品の混入問題だとか騒がれてるのに、そのために瀬戸際での検査強化や偽装をどのように防ぐかって話にはなるけど、その食の一番根っこのところの基盤の農家にどうしてこうも無関心なのだろうと、つくjづく私は思う。歴代の農水大臣にしても政策を担当する官僚たちも机上の論理で、数字とかからしか農家の現状をみていないのではないかと思う。具体的に日本の農業をどうしたいのか。大規模農場経営にしたいのか、であるなら具体的にどのようにしていくか、減り続ける農業従事者を今すぐ食い止めなければならないという危機感はあるのか。日本の農業を潰したいのか。 「自分たちの食べるものは自国で出来る限り賄っていく」という当たり前のことをしていかなければ、何かが起こった時どうやって日本を守れるのだろうか?

……友だちは言う。経営していくために出来るだけのことを自分たちはしていく。だけど、子どもたちに農業を継がせるつもりは今はない、と。苦労がある。農家が抱える苦労に見合うだけの採算が現在の農業にはないのだと。後継者や若い人たちが希望を持って農業に携わっていける環境が必要だと思うし、自分たちもそのようにしていかなきゃならないとは思うのだけど。農業の先行きに希望が持てないのだと。自分たちの子どもには苦労させたくないのだと。 

いったいこの国は何なのだと思う。食の基本である農業に希望もなく、苦労だけがある、そんな仕事に誰だって自分の子どもをつかせたくはないだろう。為政者は、本当に、早急に、真剣に、そこのところをよく考えてみてほしいと思う。自給率は大事だ。その国のある意味バロメーターだ。ヨーロッパやアメリカでさえも国を挙げて農業保護政策をしているのに!!

お弁当を食べながら、たくさんたくさん色々なことを話した。

いつか、友だちの蜜柑園で蜜柑の木のオーナー制が出来たら、私の友だちいっぱいいっぱい連れて行きたい。

いただいた蜜柑は大事に食べていく!!!

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